たまさんがつけた評価
音楽の姿に充ちた小説でした。とても良かった。
以下、余談ですが、およそ30年前に秋月こお先生が「富士...(続きを見る)
音楽の姿に充ちた小説でした。とても良かった。
以下、余談ですが、およそ30年前に秋月こお先生が「富士見二丁目交響楽団」という、その後何十巻にもわたるBL小説を書かれました(シーモアさんにもホンの数巻部分だけはあるかも…)。これはBLなので、青年同士の恋愛部分がメインで登場人物にクセもあるのですが、巻を重ねるごとに音楽部分も深くなっていって、音楽家の苦悩や喜びとともに、深いクラシックの真髄というか、美しさや残酷さ、特別だったり当たり前だったりする世界の煌めきを、読み手である私に見せてくれました。
この「蜜蜂と遠雷」は、1つのコンクールの話なので、数十巻に渡る大作と比べると短く感じますが、あの小説以来の音楽の景色を見せてもらいました。ありがとうございました。(閉じる)
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