souyouさんがつけた評価
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突然変異でヴァンパイアのような体質になってしまった忠雪と彼に命を与え続けた十字のお話。
性的行為は一切ないけれどブロマンスというにはあまりに重く深いです。
吸血はある意味セッ クス以上の行為だったのかもしれない。
簡単に吸血と言ってしまうけど、生身の人間が一生涯献血し続けるようなもの。例え恋とは違ったとしても特別な想いもない相手にそんなことができるのだろうか?
そのあたりの直接的な表現は無いけれど、自分が逝った後忠雪がどうなるか・・・一生涯恋人も作らず結婚もせず忠雪のために生きた事実が十字の愛そのものだったのだろうと思え涙腺が崩壊。
そんな十字を心配し、時には離れようとする忠雪。
老いない身体の自分と、変化していく自分以外の全て。
好きだった親のご飯すら受け付けられなくなってしまった身体と大切な人を見送っていくばかりのこれから・・
でも忠雪の中にたった一人十字がいるだけで彼はこれからも生きていける、と言う。
これも愛と呼ばずして何と呼ぶのか。だめだ涙がとまらない。
口にはしないけど海より深い2人の愛が沁みわたります。
先生の作品はどの作品も性的表現が少ないけれど、とても刺さる。BL苦手な人にも読んでみてほしいなと思います。
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