romance2さんがつけた評価
私も、なぜそこでそれを言う?今自ら持ち出すことでもあるまい、とは思った。
いい仲になった事への傲りな...(続きを見る)
私も、なぜそこでそれを言う?今自ら持ち出すことでもあるまい、とは思った。
いい仲になった事への傲りなのか?
それとも何かの予防策なのか?
彼に事態を収拾出来る自信があったとしても、せめて事後承諾を、取り付けら一言説明が要るだろう。
ヒロインにしてみれば、言ったことそれ自体な主目的はもちろんの事、どう話したのだろうという点も気になるところだと思うからだ。
ランチのときに。顔を近づけて行くコマがひとつ差し挟まれてのキスシーンとその後の流れ、とても良かった。強引過ぎるキスがHQは多過ぎるだけに印象的。
会社の執務室で出会ったことが始まり。という二人の、恋人ステージへ上がるプロセスの描写に唐突感がない。
ヒロインの行為を読み手はヒヤヒヤしながら見せ付けられ、ばれたらどうすんの?、との思いを、強くしていく中での彼の行動は、彼が最終着地点提示な遅れが、独り善がり的に映るのだ。
それにしても、かつて認知しなかった、その事をひょいと乗り越えるのは、自力で飛躍出来たから。結果として逆境が彼を逞しくした、つまり父親が間接的な今の彼を作った、HQによくある設定ながら、本作は、父親はそれほど悪人にならずに済んでいて異色。昔の、金持ちの子女も親は金銭的援助を容易にせずに、育てたという、米国の中流的考え方を思い出させる。むたこの、父親。何度目かの結婚と、NYど真ん中のタワーなどで、否が応でも米国の現職大統領氏を思わせて、クスッとする。
それでも彼は母親とのこれまでを何度か回想するのだから、単純な善悪対立の図式としなかったストーリー構成が立派。
フィオナの「美形の兄は嫌よ。面倒だから」が、次作では変化する。ドミニクの母子関係も手堅く描写十分。ドミニクの人格形成のしっかりとしている根拠付けも綺麗に捌いて、3番目の後妻(=4番目の妻)サマンサのキャラ付けも出来上がっている。
そんな脇役の存在が皆生き生きしているからそんな小さな目配りが、連作の面白さをupさせている。
デートに使うレストランの人物さえ無駄に美形。
狩野先生の描かれる、華奢なのに、身体の線が色っぽい男性が、画面に放つ少年ぽさの残る雰囲気でヒロインを引き寄せているシーンも良かった。
遠目の全体像のコマと、顔のアップに、「これは違ーう」との僅かな違和感を感じたが、NYの地下鉄駅周辺とか、NYを出そうとする所が良かった、(閉じる)
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