ヤンキー漫画テイストで語られる新撰組
アニメ化、舞台化、ドラマCD化などのメディアミックスが展開されてる本作。年老いてなお一流の剣豪である二番隊組長・永倉新八を通して語られる、在りし日の新撰組の物語です。
実在の人物を現代的な造形と個性的なキャラ付けで、バトルが多めのヤンキー漫画のようなテイストで描いています。新撰組のことを全く知らない人にもぜひオススメしたい作品です。
史実とオリジナルの展開を巧みに織り交ぜながら、テンポよく読ませられてしまう構成で、気が付けば最新刊まで一気読みしてしまうかも。
こちらまで熱気が伝わってくるような、迫力ある画面作りは必見です!
繊細な絵柄で魅せる土方歳三の物語
戊辰戦争の最後の半年間における土方歳三の姿を、小姓や側近の目を通して描く物語。
巻末に掲載されている膨大な資料からも読み取れるとおり、史実に沿って丁寧に描かれています。コミカルなシーンもバランスよく組み込まれていて、歴史に詳しくない方にも読みやすい構成となっています。
線の細い繊細な絵柄で描かれる画面も魅力的。土方歳三をはじめとする登場人物たちが、華やかにかっこよく描かれています。
連載中の本作、まだまだ目が離せません!
幕末の志士・武市半平太、現代にタイムスリップ!?
ドラマ化、実写映画化もされた本作。武市半平太が現代文明に困惑したり、塾の先生として慕われたりする姿をコミカルに描いています。
物語が進むにつれ、坂本龍馬、岡田以蔵、陸奥宗光など、土佐勤皇党、海援隊の面々もタイムスリップしていると判明。
元いた時代でのわだかまりが絡んだ、シリアスな展開になっていくところも面白さのひとつです。
すっきり見やすい絵柄と、丁寧な心理描写でテンポよく展開していくので、史実を知らなくても物語に引き込まれてしまいます。
コメディ要素も時代考証に基づいたシリアスなストーリーもあるので、近代日本史に詳しくない方にも、歴史ファンの方にもオススメの一作です!
美麗な絵で描かれる新撰組の新たな姿!
新撰組副長・土方歳三の小姓であった、市村鉄之助を主人公に描かれる物語。
鉄之助入隊から池田屋事件まで、ほぼ史実に沿って描かれているので、歴史ファンはもちろん、これから新撰組のことを知りたい!という初心者の方にもオススメです。
この作品の魅力は、なんといっても美しい絵柄!隊士たちがそれぞれ個性的に、可愛くカッコよく描かれています。
アクションシーンもかっこよく、その場の空気や緊張感まで伝わってくるので、思わず手に汗握ってしまうかも。
キャラクターの心理描写も丁寧で読みやすく、小気味良いコメディとシリアスなストーリーが絶妙なバランスで展開されていきます。
ぐいぐい引き込まれて、一気に読んでしまうこと間違いなし!