


北海道

札幌のスープカレー屋「VOYAGER」で働く鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。
すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃し、止めようとするも、ディレクターに止めるなら、無音が3秒続かないようにしろと言われ......
そんなことがあってから、ミナレはラジオ業界から勧誘され、物語は怒涛の勢いで加速していく――
舞台は言わずと知れた札幌! 海鮮もおいしいけれど、ミナレが言っていた「カレーの激戦区」でのカレーめぐりもおすすめです!
青森県

青森県でりんご農家を営む老夫婦・正蔵とイネ。
ある日、畑で見つけた不思議なりんごを食べ、目覚めるとふたりは若い頃の姿になっていて!?
若返ったふたりはなんとイケメンと美女! ゲートボール仲間も興奮が止まらず、血圧も上昇しちゃって!?
特にツッコまれることもなく、孫や周りの人からも歓迎されながら、新婚時代にできなかった夫婦生活を満喫するようになる。なかよし老夫婦のお騒がせ若返りコメディ開幕!
舞台となった青森県弘前市・平川市ではさまざまなコラボレーション事業が展開され、盛り上がりを見せました。
ぜひ聖地巡礼で訪れてみてはいかがでしょう。
岩手県

高校3年生の深山あかりは、周りからはみ出さないように生きていた。
安心だが退屈だと感じていた時に、初めて同じクラスになったユキが一人でも動じない様子に興味が湧いてきて――
二眼レフで写真を撮るユキが気になり、関わっていくうちに毎日が楽しいものに変わってきた。
不思議な魅力のユキに振り回されながら、あかりの気持ちは強くなっていく――。
舞台となったのは岩手県の盛岡市! 開運橋はあかりの通学路として、作中では何度も登場します!
ユキがケーキを買った場所やあかりのバイト先もモデルがあるので、実際にその目で、耳で、舌で、彼女たちの世界を味わってみてください!
宮城県

高校3年生・宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。
ある日、友達に連れられた先で聴いたジャズに心打たれ、雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、吹いている。
大の音楽を聴いた人はどうしてか、心を動かされ――
そんな大の夢は「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」こと。楽譜も読めない大がどのように夢を叶えていくのか、最後まで追いかけたい!
読めば、大の音楽の迫力が伝わってくること間違いなし!
大が高校時代にサックスの練習をしていた川原のモデルが仙台の広瀬川です! 他にも描かれている場所もあるようで……
ぜひ、夢の始まりの地へ行ってみませんか。
秋田県

笑いと涙、全力で生きる青春がここにある。
夢を追いかける主人公たちが、様々な葛藤を乗り越えながら仲間との絆を築き、成長していく姿に胸が熱くなります。
音楽を通じて伝わる情熱や友情の力、そして悩みながらも前進し続ける彼らの姿に、誰もが共感できるはず。
リアルな感情表現と予測できない展開が織りなす物語に、読み進める手が止まらなくなること間違いなし。
心に残るエモーショナルな瞬間が満載で、青春を感じたいあなたにおすすめの一冊です。
作者の山田はまち先生は、秋田県内の中学校で吹奏楽部に所属し、高校でマーチングに出会いました。そんな先生だから描ける作品です!
一緒に熱くなりましょう!
山形県

古き良き日本の風景を舞台に、日常の中に潜む小さな奇跡や人々の思いを丁寧に描き出しています。
物語の中で、詩歌川という場所が持つ独特の雰囲気や、登場人物たちの心の葛藤がじわじわと胸に迫ります。
美しい風景描写とともに、ひとつひとつのエピソードが心に残り、読み終えた後も余韻が続くことでしょう。
人生の儚さや温かさ、人と人との繋がりの大切さを再認識させてくれる、心に響く一冊です。
本作は吉田秋生先生の作品『海街diary』と繋がる物語であり、『海街diary』の主人公である浅野すずの義弟・飯田和樹が主人公として登場します。
モデルは山形県北部の川鹿沢温泉なので、温泉を楽しみながら作品の世界に浸ってみませんか。
福島県

この時代、咲いてみようじゃないの。
幕末の会津藩。砲術指南の家に生まれた八重は、女子ながらに男勝りな性格で、娘修行よりも鉄砲に興味津々。ところがそんな彼女にも、想い人がいるようで――?
史実を基に、情勢の変化や各々の思惑に各々が翻弄される様子や、絡まり合う恋模様がふんだんに練り込まれた本作。幕末ならではの、世間から求められる「女性像」と、それに抗う八重の姿が印象的です。多様性が認められつつある現代だからこそ、今読んでほしい。八重の選択がきっと勇気を与えてくれるはずです。大河ドラマをご視聴された方も、ぜひマンガでしか味わえない「八重の桜」をご堪能ください。
荒々しく移り変わる激動の時代を、自分らしく生きた彼女の生涯。とくとご覧あれ。