相次ぐ不審死の謎を解決するべく、捜査のため片阪村へと向かう警察官・紀人とその双子の兄弟・慎仁。そこで美しき地主・慶臣と出会うが、どうも村ぐるみで何かを隠しているようで……? そして「サドメ様」と呼ばれる神様と奇妙な儀式は一体?
怪しげな空気感と胸のざわつきがとまらないストーリーに、「この先どうなるの~!?」と次から次へと予想不可能な展開に目が釘付け!! そして何より美麗な作画が世界観とマッチしていて夢中で読破できます。
あなたはこの隠された真実を解き明かせますか?
ヤンキー連中に絡まれるばかりの双葉を助けてくれたのは、”悪魔”と恐れられている問題児・久秀。怪我の手当よりも興奮をおさめるため、「一発ヤりにいく」という久秀を引き止める双葉だったが、女の代わりにカラダを奪われることになり……?
久秀の暴君っぷりに振り回されつつも、溢れんばかりの色気にいつも圧倒されてしまう双葉に愛おしさを感じずにはいられません。
後半にかけてはガラリと雰囲気が変わり、明かされる久秀の苦悩と切なさ倍増な展開に、胸がキュッと締め付けられます!彼らの恋の行方は果たして……?
毎年12月24日に起こる連続殺人事件の1人目の被害者はカナの兄だった。そして5年目の夜、幼なじみでありカナの想い人である悠晟までも犠牲となってしまう。喧嘩別れとなってしまった悠晟を救うため、カナは死ぬと24時間前に戻ることができる力を使うことに……。
殺人事件、そしてタイムリープするためには、自らが死なないと力が使えないという何ともシリアスなテーマの本作。しかし、ほどよくクスっと笑える場面もあるので、最初から最後まで集中して読破することができます!
失ってからようやく気付く大切さ、大切だからこそ本当のことを話せないもどかしさ、残された者たちの生きるという選択。物語の結末を見届けたあとは、心の中でスタンディングオベーションが止まりませんでした……。
漫画家として結果が実らず筆を折ることになった伊藤彬央。そんなとき、高校時代の後輩・大隈大翔(愛称:クマ)と偶然再会。自分と違い順風満帆な日々を送るクマに対して、劣等感から惨めな気持ちがとまらなくなる彬央。けれどクマは昔と変わらず彬央の作品を愛してくれていて……?
おおらかなクマの優しい言葉は、彬央の傷ついた心を何度も温かく抱きしめてくれます。自分に才能は無いのかもしれないという、夢と現実の葛藤がリアルに描かれているからこそ、再会をきっかけに育まれていく愛をそっと見守りたくなります。
最近ちょっぴりお疲れな方へぜひ読んで癒されてほしい作品です!
豪と宇楽のカップル2人が営む恋活相談所『おしどり縁結び商会』。日々訪れるのは、悩みや孤独を抱えた客が多く……。
マッチング率驚異の120%を謳う彼らが紹介する相手とは?
上巻はおもにオムニバスですが、下巻にかけては豪と宇楽の出会いについて描かれています。この2人の関係性をより深く知ることで、「だからこそ人と人との縁を大切にできるのか!」と拍手をせずにはいられません。
じっくりと描かれる人間模様に思わず涙……!ぜひこの感動を味わっていただきたいです。