後半は黒井モリー先生の『ワンラブバカンス』からスタートです!
舞台は南の島、ゲストハウスを運営している安里くんを演じるのは福山さん。
安里くんのゲストハウスにやってきたのは、イケメンで声もいい中澤さん演じる名城さん…
海で泳ぐわけでもなく安里くんにちょっかいを出したり宿を手伝ったりする名城さん…
距離の近さに困惑気味の安里くん。二人のやり取りに癒される…
背景の南の島の建物や綺麗な海も相まって、見ているこちらまでバカンス気分になります。
のんびりしたシーンが続きますが、じわじわ変化する二人の関係。
このままいい感じに続くのかなと思いきや名城さんに仕事の電話が…
バカンスは終わりですかね…
「今だったらテレワークとかノマドとか・・・色んな働き方があるっていうだろ?
名城さんはそれじゃダメ?」
安里くんのこの切ない表情と声で帰ってほしくない感が伝わってきます…
そしてーーー
“ラブ”部分はコミックでお楽しみください!
8作品目は、たつもとみお先生の『しもべの王子様』です。
木島さん演じる社長令息・文武両道・校内ヒエラルキートップの直也と、
小野さん演じる陰キャ底辺の高明…そんな高校時代から10年後のお話です。
けだるげにこう言い放つ直也…「こういうの」ってどういうの!?
理解です。
10年後もふたりの関係は変わらず…だったが…
表情からも声からも高明の感情が読めない…!
そして冒頭のセリフにつながります。
声が付くと直也の独白がさらに切ない…
し か し!
こちらも大変セクシーな配信になっていましたね!!!
(ヒャーーー!!)となり直視できませんでした…!
何がどうなったかはぜひコミックで!!
続いての作品は、三月えみ先生の『叶うばかりが恋じゃない
』!
中澤さん演じるカラオケ屋店長の鹿賀くん、
立花さん演じる高校教師でカラオケ屋の常連の有馬先生、
そして福山さん演じる高校生でカラオケ屋でバイトをしている手塚くん。
メインが三人なのはフィカパ作品では珍しいのではないでしょうか!
あらあら、応援しちゃいそう。
手塚くん視点でお話は進みます。
有馬先生に鹿賀くんとのことを相談しにいく手塚くん…。
先生は基本スカしているけど、加賀くん関係だとちょいちょい「おや?」というところがあって気になりますね。
そして修羅場(?)へ…
空回りする手塚くんは可愛いし、大人げない鹿賀くんも可愛いし、有馬先生は…いいとこど…り。
私はカラオケルームの壁か天井になりたいですね。
手塚くん視点なので手塚くんを応援してしまいましたが、
鹿賀くんには鹿賀くんの、有馬先生には有馬先生の「もーー!そうだったの!」ポイントがあり、一粒で三回おいしくいただきました。
手塚くんの次の恋も気になるのですが…!!
次は新コーナー「みんなでチャレンジ!フィカパ帯」です!
ボックスから引いた作品の帯(キャッチコピー)をそれぞれ考えていただきました!
出演者の皆さん、それぞれ秀逸な帯を考えてくださったのですが、
その中でも特に「これはそのまま帯に出来る!」と絶賛されていた中澤さんの『PIYO PIYO CRUSH!』の帯をご紹介します。
デザインもこのまま帯にできそうな完成度でした!
また、事前に皆さまから応募していただいた帯も一部読み上げていただきました~。
こちらも完成度が高く、そのまま帯にできますね!
たくさんのご応募ありがとうございました!
朗読に戻りまして、10作品目は梶本潤先生の『メガネの下のオオカミくん』です!
木島さん演じる樹生くんの
「・・・どういうこと? 桔平ちゃん
家に来るのやめるって もう俺とは会ってくれないの!?」
という、情けない声から物語ははじまります。
対する福山さん演じる桔平ちゃんはあっけらかんと「もう大学生だもんな~いつまでも過保護にしすぎたな」と…だめですよ、拾った(拾ってはない)子犬は最後まで面倒をみないと…!
しかし
もう子犬じゃなかったーーー!
突然の豹変にびっくりした桔平ちゃんはその後1週間、作ったご飯を妹の由莉ちゃん(CV:中澤さん)を使って樹生くんに届けさせていたのですが、由莉ちゃんは届けていませんでしたー☆
慌てて樹生くんの家に向かう桔平ちゃん…ふふ、やっぱり心配なんだねえ。
そして、拒絶したことを謝ろうとした桔平ちゃんでしたが先に樹生くんに謝られてしまい…
お互いが本音をぶつけ合うシーンがとっても良い~~~!
樹生くんの豹変ボイスも桔平ちゃんの余裕のない声も最高でした!
コミックではさ~~~らに野獣感マシマシ&余裕がなくなっておりますので、未読の方は是非チェックしてください~~~!
続いての作品は、らくたしょうこ先生の『あまくおいしくめしあがれ』です!
中澤さん演じる晃人くんと小野さん演じる祐希くんは二人暮らし。
(余談ですが、小野さんは同じ“ゆうき”なのが想像以上に照れる!!!とおっしゃっておりましたことを共有いたします。)
祐希くんの作る美味しい手料理を食べ日に日に存在感が増す晃人くん…!
この二人可愛すぎる…!
晃人くんの声が脂肪がついた太めの声なのがまた良い~~!解像度があがります!
しかし…お医者さんに「コレステロール値が高い」と言われダイエットを決意し、晃人くんは痩せるまで帰ってこないことに…!
熱の入るお二人の朗読に笑いをこらえるのに必死のスタッフ一同…!
小野さんは熱演するあまり両脇が攣ってしまったそうですww
晃人くんは帰ってくるのか…ダイエットの結果はいかに・・・!
コミックでは違う意味の「いただきます」も見れますので、読んでみてください!
フィカパ4thの最後を飾るのは、七緒先生『逢いにきました、先生』です!
元高校教師の広田さんを木島さん、広田さんの教え子で現在は教師になった千春くんを立花さんが演じます。
高校の卒業式の日に広田先生に告白した千春くん・・・震えながら告白するも優しく振られ・・・
「高校教師になるから待ってて!」と宣言し、広田先生と同じ高校教師になるが、広田先生はもうおらず・・・そして、『逢いにきました、先生』です。
短い夏休みに島の子供たちと楽しそうに遊ぶ千春くん・・・優しい表情で見つめている広田先生・・・。
言うつもりがなかった本音を広田先生にぶつけてしまう千春くん。
7年間募らせた思いが止まらないセリフは切なすぎました・・・。
広田先生も7年前・・・そして現在の気持ちを告白します。
も~~~~~~~~~~~~ね、葛藤がすごく伝わる・・・!
このあたりのことをインタビューで木島さんが語ってくれておりますので、朗読をお聞きになった皆さまもそうでない皆さまも、ご覧になっていただきたいです・・・!
最後は朗読されていないので、コミックをまだ読んでいない方は要チェックです。
「ん~~~~!」ってなります!
――配信の最後に一言ずつ
福山「皆さま、長時間楽しんでいただけましたでしょうか?
12本もの作品を皆さまと共有できましたが、こんなに多くの作品を一日でやるということが初めてで、新鮮だなと思いつつ、長い時間だったのに始まればあっという間だなと思いました。なので、来年のことは全然考えておりません!
まずは今回皆さまが楽しんでいただけましたならなによりでございます。私も大変楽しませていただきました。
皆さまにここで一年後のクイズを出させていただきます。私、オープニングで「Ficus Party 4th」と言われるたびに「フォースと共に!」と遊んでました。『5thの出演者の誰がどういう遊びをするでしょうか?』
答え合わせは来年の『Ficus Party 5th』で!」
中澤「ご視聴ありがとうございました!楽しんでいただけましたか?
結構怪しげなワードも色々と出てきましたけれども、僕自身は12作品も新しい作品と出会わせていただき、本当に幸せで、色んな役をやらせていただきとても楽しませていただきました。
来年のフィカパもありますし、これから先も沢山の作品が生まれてくると思いますので、来年まで色んな作品を楽しんでフィカパ5thに備えてエネルギーを溜めていただければなと思います。
4th、とても楽しませていただきました。ありがとうございました!」
木島「初参戦という事でどうなるかと思っていたのですが、先輩たちの胸をお借りしてなんとか最後までやりきる事ができました。
本当に始まってしまえばあっという間だったなという思いです。最初はすごいボリュームで不安もありましたが、色んな役と出会えて非常に楽しかったです。
そして、みなさん長時間お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!これをきっかけに皆さんも作品と出会いがあったと思いますので、読んでいただいて楽しんでいただけたらなと思います。
本日は本当にありがとうございました!」
小野「改めまして、“ヨムビーの外の人”小野友樹ですけれども・・・w
さっきやらせてもらった『あまめし』、にゃもさん(=中澤さん)と白熱しすぎて脇腹がバリバリ攣っておりました。全然治らない!こんなにフィカパで燃えるとは!」
中澤「名前も“ゆうき”だったしね」
小野「それかも!だからすごく恥ずかしくなっちゃって…!ゆうきゆうき、にゃもさんの声で言うから…!
はいw改めまして、三大会連続出場ということで、ありがとうございました!この流れ…次もあるんですかね?どうなんですかね?連覇がかかっているので。」
福山「わかってるね?四連覇になるんだったら僕が出した一年後の課題はクリアするんだよ?もしくは誰かに促すように!」
小野「それだ…!俺ももういい歳だから促します。
と、いうわけでね、楽しいフィカスライフを送ってください。僕も楽しみます!
皆さんありがとうございました!」
立花「約3時間半に渡りお送りしました。ご視聴いただきありがとうございます。
4thの12作品、あっという間に駆け抜けた感じがあります。裏話はもっと!わちゃわちゃんねるで話せたらいいかなと思いますので、ご覧くださいませ。
そして5thは…今まで有観客はやってないの?やりたいの?まだどっちかわかんない?(現地スタッフとのアイコンタクトでのやりとり)」
中澤「でも逆に見やすいのは配信スタイルなんじゃない?」
福山「確かに…皆さんがステージ前にいることによって我々がモジモジしだす可能性はあります」
立花「あるある、その可能性は確かにある!スタッフさんが一瞬ひるんだのはそこかもしれないw」
中澤「多分それはお客さんもそうだと思います。えっちなシーンになったらお客さんもモジモジしちゃうよ」
立花「確かにフィカパのやり方は配信に向いてるかもね。どっちも気兼ねなく見れるし聞けるしやれるね。
そんなこんなもありながら、5thどうなるか分かりませんが是非楽しみに待っていてくださいませ。」
『ありがとうございました!フォースと共に!』
――配信を終えての感想をお願いします。
福山「無事、時間通りに終了できて素晴らしいと思いました。
12作品の朗読ということで、スタッフの皆さんの素早い転換もあって、バラエティーコーナー含めてたっぷり3時間半一緒にできたことにカタルシスを感じました。ありがとうございました。」
中澤「本当にボリュームたっぷりでありながらも、余すところなく全員で楽しませるエンターテイメントな配信が出来たなあという感動がすごくあります。
その中でも、僕たちは役者・声優として色んな作品の最初の一つまみの部分を皆さんにお届けして、皆さんに興味を持ってもらうことができたなら本当に嬉しいなと思いますし、出会いのお手伝いが出来てすごくありがたいです。」
木島「本当にパーティー自体はじめてなので、どうなっちゃうのかと思っていましたが、楽しかったです!色んな役との出会いがあったのもありますが、先輩たちが力を貸してくださったおかげだなと思いますので、本当にありがたかったです。」
立花「長い時間でしたがやってみるとあっという間だったっていうのと、12作品が結構バラエティに富んでいて、作品ごとに色んなジャンルだったり面白さの違いみたいなものがあって、一気に体感できたので演じていても・聞いていても面白かったなと思いました。」
小野「終わったんですね…毎回フィカパさんでは沢山の作品をやらせていただくので、リハーサルから本番まで永遠に終わらないんじゃないかと思うくらいずっとフィカパ!という感じがあるのですが、終わったんですね…!?という気持ちです。
まだ祭り…アフターカーニバルが続いているかのような気持ちでいますけれども、それもそのはず、次の祭り・5thへのカウントダウンが始まっているということですよね…!」
――ご自身が演じられたキャラクターの中で印象に残っているキャラクターを教えてください。
福山「個人的に印象深いと言いますか、最近こういう役をやっていけると楽しいな~と思っていたのが、湯田(飼育初恋)ですね。
桔平ちゃん(メガネの下のオオカミくん)とか快活な役は僕の中でも得意ではあるのですが、湯田みたいな一見まともだけどやべえじゃんというキャラは演じていて面白いところがありまして、今まではさまにならなかったのですが、ようやくちょっとずつ雰囲気も出せるようになってきたかな~と思いました。」
中澤「演じている分には全部楽しかったのですが、個人的にはPIYO PIYO CRUSH!のヒナはすごく気に入っていて、自己肯定感のすごく低いテンパりボーイっていうのが演じていてツボなところがあって、すごく演じやすかったですし、感情が忙しい子なので演じていて楽しかったです。」
木島「YUZU(デザイナー・ミーツ・ファムファタル)は普段やらないキャラクターで、割と地声じゃない高めの声でやったので良い経験ができたなという風に思いますが、皆さんにとってどう聞こえていたのか感想が気になるところです!
また、高い声から低い声まで様々な役をやったんですけども、最後にやった広田(逢いにきました、先生)は、リハの時にやってみて色々想いが足りないな…と思って、千春役の立花さんのセリフ・ストレートな感情をしっかりと受け止めようとした結果、なんとなくですけど皆さんに気持ちが届いたんじゃないかなと思っているんですけど、立場上どうしても受け止められない想いってあるじゃないですか?そういうある意味で“大人の優しさ”が声に乘ったらいいなと思って演じさせていただきました。」
立花「一番最初の“◯◯はそんなこと言わない!”ですね。
この感覚が僕の中になくて、自分が普段演じている側の乙女向けのゲームを自分向けにやるっていうのを考えたこともなかったし、逆に福山潤のキャラクターを攻略してみようか!っていう感覚もなかったので、『ああなるほどね、こういう風に女の子はやっている人もいるんだろうな』って改めて思いました。で、現実世界の自分と癒されている自分のギャップみたいなものを、コメディタッチな作品だったので、演じていてもそのギャップを上手くやれたらいいなと思いつつ楽しく演じることができました。」
小野「ヒロキ(逢いにきました、先生)ですね!
いくつもガッツリ皆さんと絡ませていただいて、楽しくお届けしてまいりましたけれども、最後の最後でやらせていただいた小学生・ヒロキですが、その前のあまめしで、にゃもさんとリハより過剰にやりあっていたら力みすぎたのか両脇腹が同時に激攣りで本当に痛いっていう状態の中絞り出したのがヒロキでしたw
めったにやらないので小学生ボイスが出てなかったと思うのですが、女性キャラをやったりするのもフィカパの醍醐味だと思っています!」
――フィカパファンに一言お願いします!
福山「長時間お付き合いいただきありがとうございます。ステージ上のみんなでずっと朗読なので、バラエティーコーナー以外で会話しながらということはなかったのですが、その分ひとつのイベントを配信で見ていただいたときに、ここまで作品フィーチャーして見ていただくという事がなかなかないことなので、分量としては多い部分かもしれないですが、バラエティーで一旦リセット出来たりして、3時間半をあまり感じない配信イベントになったかな、と思います。
ひとえに作品あってこそなので、皆さまにBLの作品を楽しんでいただく一助になれましたら幸いですので、また来年の5thもよろしくお願いします。」
中澤「本当に長い時間ではあったのですが、やっている僕たちだけじゃなく見ている皆さんもあっという間に感じたんじゃないでしょうか。この配信をきっかけに新しい作品にであった方もいらっしゃると思いますし、これからも色んな作品がFicusから生まれてくると思うので、来年に備えてBL栄養をいっぱい摂取して、来年のパーティーでバーーっと発散してもらえたらなと思います。
僕もまた新しい作品に出会えたら幸せだと思いますので、皆さんと一緒に楽しんでいけたらなと思います。ありがとうございました!」
木島「BLというものに距離感が近くなってから日が浅いのですが、楽しいですね。皆さんが普段たしなまれている様子を想像しながら演じるのも楽しいなと思っております。皆さんのBL愛を受け止めつつ、今後も良きBL作品を世に放っていけたらいいなと思っておりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。」
立花「こうやって毎年、4年目というところまでやってきたイベントなのですが、BLを取り扱ったイベントって他にはあまりないと思っていて、そういう意味でもぜひ5年目・6年目へと続けていって、どんどんフィカパに来る人がいっぱいいっぱい増えていってくれると嬉しいですし、BL作品というものがもっともっと認知されてほしいですし、フィカパの作品は色んなジャンルがあるので、ひとつ自分に刺さる作品がきっと出てくると思います。5thもみんなこぞって見ていただけると嬉しいなって思いますので、引き続き作品とフィカパの応援をぜひお願いいたします。」
小野「三大会連続出場という形で4thまでやってまいりましたけど、早くも5thの発表…恐れていた“ふぃかぱふぃふす”という、全部の音で吹くというところまで来てしまったと…!
ご縁があるのかないのか、僕はまだ知りえませんが、楽しみな例のメディア化も発表されていますし、これからもFicus作品のますますのご健勝をお祈りしつつ、四大会連続出場を狙っていきたいと思います!またお会いしましょう!」
フィカパ4thをご視聴くださった皆さま、出演者の皆さま、裏方スタッフの皆さま、今回も3時間半の長丁場にお付き合いいただきありがとうございました!
朗読にバラエティーコーナーに重大発表と内容盛りだくさんでお楽しみいただけたのではないかと思います。
フィカパ5thも決定しましたので、来年の秋まで楽しみにお待ちいただけると幸いです!
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©黒井モリー/ソルマーレ編集部 ©たつもとみお/ソルマーレ編集部 ©三月えみ/ソルマーレ編集部
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