探偵といえば、スリル満点なサスペンス！そんな中でもイイ意味で異色を放つ、モフモフ満点なラブコメディー探偵モノがコチラの作品♡
探偵の犬崎は、実は鳥と会話ができる能力の持ち主。好き勝手にしゃべる鳥に苦手意識を持っているのですが、いつも颯爽と現れて犬崎を助けてくれるカラス・クロのことを好きになってしまうのです！「鳥に恋なんて……」と思う方も多いかもしれませんが、このカラスの男前っぷりがスゴイ！見た目は完全に鳥類のカラスなのに、さりげなく見せる優しさに思わずキュンとしてしまうんですよ～！性別どころか種族すら越えて芽生えた恋心……犬崎が動揺するのも納得です!!そして、クロへの恋情に悩む犬崎に急接近するのは近所に住む男子高校生・充。疲弊した犬崎のお見舞いに来てくれたり、急にキスしてきたり……。そんなクロと充、どっちもカッコよすぎてときめいてしまう犬崎の恋の行方を、ぜひ見守ってください♪

＜あらすじ＞
探偵という名のなんでも屋として奮闘する犬崎は、子供のころから、「鳥の言葉」がわかるというあまりうれしくない能力を持っている。そんなある日、カラスに話しかけられ、会話を交わす犬崎。そのカラスはなぜか犬崎の名前を知っていた。「好きに呼べ」と言われ「クロ」と呼ぶことにしたカラスが気にかかる犬崎は、大家さんの息子で高校生の充の声をクロと間違えてしまう。カラス界のイケメン（？）クロに次第に惹かれる犬崎は！？

絶望の淵に立っていた俺の一筋の光、なのにお前は来なかった──……。お互いを想っていたはずなのに、とある事件によるすれ違いが原因で10年以上も離ればなれになってしまっていた浅野と須賀。須賀に見捨てられたと感じていた浅野は、偶然の再会を喜び、グイグイと距離を詰めてくる須賀に戸惑います。しかし、以前と変わらない笑顔と自由さで接してくれる須賀に、浅野は徐々に心を開いていき……。互いに当時好きだったお菓子や携帯番号を覚えているなど無意識ながら互いをずっと忘れることができない事実にキュンときます♡旧友として再び親交を深めるふたりですが、浅野の太ももに今なお残る傷痕や本田という姓を名乗る男の登場がふたりを13年前のあの日に引き戻します……！
被害者家族の苦悩や未成年の売春などダークなテーマを描きつつ、高校生時代の青くキラキラとした純粋なふたりと、大人になって不器用を拗らせたふたりの両方を楽しむことができる作品です！

＜あらすじ＞
高校までを過ごした街に10数年ぶりに戻り探偵事務所をひらいた浅野。仕事にやりがいを感じていた時、偶然須賀と再会する。「ある事件」で突如終わりを告げたあいつとの眩しい日々。今もなお胸にくすぶる思いが再燃して――毬田ユズ先生が描く、刑事×探偵のミステリアス再会ラブ!!

終始「カワイイ」で埋め尽くされた、心温まる探偵モノといえばこの作品！甥っ子やにゃんこ、周囲を巻き込んで展開する穏やかな日常に、癒されること間違いなしですよ～！
主人公は、おっとり系メガネ男子の米田さん。お金持ちのボンボンである彼が経営する探偵事務所は、週に一回くらいしか仕事が来ないほど閑古鳥が鳴いている状態なんです。しかし所長である米田さんはそれをまったく気にしていないという(笑)そんな事務所で米田さんの助手を務める小町くんは、米田家の使用人の息子であり主従＋幼馴染な関係です。米田に躊躇なくダメ出しをする怜悧な性格なのですが、その実は米田さんをずっと前から愛していて……♡いつもクールなのに、米田さんを振り向かせるためにスケスケ下着を履いたり、その姿で襲い掛かったりと、アグレッシブな猛アピールが健気でたまりません!!物語終盤、小町くんを愛すると決めた後の米田さんの男前なセリフも必見です！

＜あらすじ＞
米田 光の職業は探偵である。光の優秀な助手・秋田 小町は本家の使用人の息子で幼馴染。美人だけど、こうるさい性格なのが玉にキズ。
そこに甥っ子の颯太も加わり、てんやわんやの探偵事務所。
ある日、舞い込んできた依頼は、なんと男物の下着泥棒捕獲――！！？
囮調査の一環として、すけすけパンツを穿くことになってしまった小町だが――……。

東雲事務所の探偵・和貴(わき)と彼に思いを寄せる大学生のアルバイト・理科(りか)、そして謎の美青年・星彦に渋オジな東雲所長……と個性豊かな面々によるあたたかくて少し切ない人間ドラマが堪能できる一冊です。
探偵の和貴さん(受け)は、伸ばしっぱなしの黒髪に無精髭という何ともくたびれた出で立ち。重い過去を持ち、感情表現が乏しく何を考えているのか掴みづらい和貴ですが、まっすぐな理科との触れ合いの中で少しずつ人間らしさが出てくる様子が印象的でグイグイ引き込まれます。理科(攻め)はとにかくひたむきに和貴を思っていて、思わず「ガンバレ！」と応援したくなってしまうほど。「嫌われたくない」と和貴との距離を測りつつも一生懸命な姿に心がほっこりします♡
登場人物たちが本当に街の隅で生きているんじゃないかと思うようなリアリティと重厚感で、どっしりと心に響く作品でした。

＜あらすじ＞
舞台は裏路地にある東雲探偵事務所。人探しから幽霊退治まで引き受ける探偵の和貴に想いを寄せるバイト青年の理科。においに惹かれ和貴についてきたと言う星彦。迷える依頼人の為、東雲探偵事務所の扉は開かれる──。

腐れ縁の男前と、年下な可愛いわんこ。あなたはどちらが好き？ 思わず「どっちも！」と答えたくなる、魅力度MAXなイケメンたちの三つ巴ラブにトキメキが止まりません!!
ツンデレ美人な心永が勤める弁護士事務所は、学生時代の友人で元刑事な瑛嗣の探偵事務所と同じビル。瑛嗣の後輩である隼人も含め3人で過ごす時間が多く、心永は憎まれ口をたたきつつもふたりと仲良く過ごしています。しかし、隼人が心永に猛アピールをはじめると、均衡を保ってきた三角関係に変化が……！実は、傷ついた心を慰めるために、一度だけ体の関係を持ったことがある心永と瑛嗣。隼人のまっすぐなアプローチに揺れ動く心永と、湧き起こる嫉妬心や独占欲に戸惑う瑛嗣の、「大人になってもなお抑えきれない恋心」に、胸がきゅんとすること間違いなしです♡
ド直球に愛を伝えてくれる大型ワンコか、積年の愛を募らせた男前な元友人か。心永が最後に選ぶのは……！？ぜひ結末を見守ってください！

＜あらすじ＞
弁護士の心永と元刑事の探偵・瑛嗣は学生時代からの友人で、仕事場も同じ雑居ビルという腐れ縁。やむにやまれぬ成り行きで1度だけ身体を重ねたことがあるが、2人ともそのことには一切触れず、なかったことにした。ずっと変わらず良い友人でいられるはずだったのに、瑛嗣に女性の影が見えてなぜか胸がざわめく心永。その上、そんな心永に瑛嗣の後輩である隼人が熱烈にアプローチを仕掛けてきて…！？

小さな探偵事務所を営む元刑事の小田切と、過去に夜の街をうろついていたところを小田切に保護された助手のレオが繰り広げるドタバタであまあまな日常を描く作品。無精ひげがトレードマークの、いかにも三枚目なおじさん探偵・小田切。ダメダメな部分も多いかと思いきや、ふと大人の顔を見せるのがたまりません♡レオに甘えてすげなくあしらわれるおじさんも、元刑事ならではのかっこよさを見せるおじさんも、どっちも素敵でギャップ萌えを楽しめます！現在のあまあまラブコメな日常の一方で、ふたりのなれそめや無茶をする小田切をレオが心配する場面もあり、まさにふたりは名コンビ！エッチの最中に依頼人が事務所にやってきてしまうというお約束展開も！？張り込み中のカーセックスで調査対象を逃してしまうのもご愛敬です(笑)
そんな魅力的なふたりがいる探偵事務所にぜひ依頼してみたい～!!穏やかな空気が流れるゆっくりした日常と過去の両方が楽しめる一冊です！

＜あらすじ＞
東京の片隅、古びたビルの中にある探偵事務所にいるのは所長の小田切とアシスタントのレオ。持ち込まれる仕事はささやかなものばかりだけれど、ふたりで居られるならそれでよかった。食べて寝て、少しだけ働いて愛しあう。何気ない毎日が何よりもいとおしい……やさしい大人たちの恋物語！！