"べっ、別に。嫌いじゃねぇーし。"
今や一般人の間でも当たり前のように使用されている「ツンデレ」という言葉。元々は萌え要素のひとつとしてオタクカルチャーの中で生まれた言葉だと記憶していますが、あまりにも的確にキャラの性質を表しているからか、日常生活の中でも耳にすることが多くなりましたよね。
BL作品においても、ツンデレというのは根強い人気を持ち続ける属性のひとつ。普段は口でも態度でも可愛いことを言わないキャラがたまに見せるデレ要素......何回読んでもたまらないですね!(合掌)今回は、ツンとデレが入り混じるBL作品を7つピックアップ!
ズバリ!!「ツンデレ受け」特集!!学生、リーマン、人外......様々なジャンルのツンデレかわいこちゃんをたっぷり堪能しちゃってください♡
バカ校×ヤンキー×謎の伝統×BL...いやこんなの面白いに決まってますやん!おバカヤンキーBL好きさん必読ですぞ!!
まずチェリーパイフ●ックというネーミングセンスに脱帽。その実態はおバカ校ならではのものなのですが(褒めてる)、その通過儀礼を勝ち抜いた四天王のひとりが新入生の返り討ちに遭い、バージンを奪われてしまうというストーリー。王道展開でありながらも、設定の斬新さが際立つ作品です!攻めの丈は、高校生というよりはオッサン的なスケベ脳の持ち主。対する受けの臣は、口ではツンツン強気なことを言いつつ毎度毎度流されまくりなカワイコちゃん♡このふたりが展開するドタバタ劇、とにかく笑えて、尚且つエロくて可愛いときた......!
同時収録では、臣の友人で、喘ぐ系攻め×喘がない受けというユニークなカップルのお話も楽しめます。全編通して頭を空っぽにして楽しめるストーリーですので、元気になりたいときにおすすめです!
男子校でモテにモテて、好きに男を抱いてきた榛名とそんな榛名のお尻を虎視眈々と狙う岡田のお話です(笑)出会った瞬間「すっげー好み。ヤらせて」という岡田の一言から始まり、怒涛のスキンシップを経て、2ヶ月後には榛名の定位置は岡田の膝の上で定着。岡田、恐ろしいぞ!榛名も岡田の膝の上に乗るのに何の抵抗もないし、違和感ないどころかむしろ似合ってるし......この子がバリタチだなんて信じられない!それでも頑なに身体の関係を持ちたがらない榛名と、あの手この手で抱こうとする岡田のラブバトル勃発♡周りの生徒たちも温かい目で見守っています(笑)
あれだけエッチはしないと言っておきながら、岡田が他の男子生徒とヤったかも?という噂が流れるや否や、闘争心をメラメラ燃やす榛名はきっと岡田の思う壷。普段は温厚でのほほんとしている岡田がエッチのときにはSっ気を出す!このギャップが堪らないんです♡
最高の快楽が得られるセックスはやっぱりお互いを好きで感じ合うことが重要ですよね。不感症だと思われたエリックですが、ルークの甲斐甲斐しい努力のおかげでついに性感帯を発見!タイトルと表紙でお気づきの方も多いのでは...?そう、実はエリックの性感帯は舌なんです♡本当の快感を知ったエリックは尋常なくエロいうえに、夜に限ってツンデレのデレ部分を発動するなんて......ずるいッ!最初と違いエッチに積極的なエリックを見ると、性感帯を見つけてくれたルークに感謝しかありません(泣)しかも、いつもはクールなのにルークに避けられて泣いちゃうなんて......キュンキュン通り越して尊い!抱き締めたい!そして何より、友人から恋人へ関係が変化し初々しかった2人が、困難を乗り越えて人としても恋人としても成長していく様子を見ると萌えを通り越して感動を覚えます。 彼らの快楽探訪の旅、宜しければご一緒しませんか♡
借金の連帯保証人として300万円の借金を背負ってしまった泉は、取り立て屋のマサオから逃げるもあっさり捕まってしまいます。安いラブホテルで宿を共にすることになった2人。泉は借金を値引きすることを条件に体を差し出しますが、ツンとした乳首とキラリと光るニップルリングがエ、エロい......!次の日の朝、マサオが寝ている間にこっそりと逃げ出す泉ですが、逃げては捕まり、捕まっては抱かれ、抱かれてはまた逃げて......借金取りとのイタチごっこは終わらない!?
お金も、行く宛もない孤独な自分にどこまでもついて来て何だかんだと世話を焼くマサオに次第に絆されていく泉。目的地である北海道に向かうまでの道中で寄り道、そしてエッチを繰り返すふたりの間には借金取りと債務者という関係性以上の絆が生まれて......?
闇金、ヤクザとアウトローな展開もありますが、主人公の2人が明るく前を向いていているので読後はほっこりとした感情になること間違いなしです!
赤鬼の無知さが心配になるほど可愛すぎて、小さいころ読んだ赤鬼像を覆されます!!「桃太郎に襲われた鬼の復讐だ!」と言って、桃ヤローこと桃山を襲うんだ!と息巻く赤鬼なんですが、桃山のズボンを無理やり脱がせて「グロイ...汚い...」とテンションだだ下がりしたり、無知ゆえの純真ぶりで、よくそれで桃山に復讐しようとしたな!とびっくりします(笑)そしてそんなピュアっ子なのに、表情がめちゃくちゃエロイんです!桃山に気持ち良くしてもらって、弱点であるツノまで出しちゃう......!桃山もSっ気があるのか、ツノをいじくりまわして赤鬼を翻弄しちゃいます(弱点っていうか性〇帯なんじゃ......) 地獄に行くはめになったり、赤鬼が触手に襲われたり、ドキドキな展開と始めは全然恋にならなそうだった2人が恋を自覚していくストーリーは、ファンタジー×キュン♡の見事な融合です!
BL界では珍しいボクシングをテーマにしたこちらの作品。男くさそうだな......と敬遠している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし!!!そんな方にこそ手にとってほしい作品です!
本作で描かれるのは、弱くて優しくてちょっと臆病な大人の男と、強くて純粋で輝く瞳を持つひとりの少年。トレーナーとボクサーという関係性の中で揺れ動くふたりの心情が本作の肝になっています。それを惹きたてるのが、ウノハナ先生の繊細な視線描写。言葉以上に登場人物たちの感情を物語るその「目」の描写は圧巻。ストーリーに一気に惹きこまれます。さらに、受けの色気もたまらない♡エロシーンでなくてもダダ漏れの色気に、攻めが「たまんねえ」と言うのも納得。
そしてそして!!忘れてはいけないのがクライマックスに判明するタイトルの意味。これが鳥肌ものです。ぜひ多くの人にあの感動を味わっていただきたい!!
高校時代特に仲が良かったわけではなかった青柳と古橋。そんなふたりは「同窓会に行かなかった」ことで奇跡的に再会を果たします。高校時代には関わるきっかけがなく卒業していったのを、取り返すように関係を築いていくのがリアルです。
なぜか古橋をメロメロにするデートプランを練ることになった青柳。結局、とにかく歩いて喋って、そして立ち食いうどんというコースになるのですが、それが逆にイイ!(鼻息)気取ったデートではなく、「ありのままの俺を気に入ってくれたらいいなと思って」という想いに溢れたデート。高校の時に2人が友達だったら、こういうことをしていたのかもしれないですね♡「女だったらこういうとき抱きしめてキスするのに」「古橋との正解がわからない」と初めての感覚に戸惑う青柳は、この時すでに古橋を特別に想っていて、のちに古橋も自分が高校時代青柳に憧れていたことを明かします。
お互いもう大人なのに、初恋のようにモダモダするふたり......見ているこちらがニヤつくこと間違いなしですよ~!
やっぱりツンデレって最高だな~~~!
無意識にデレた直後に恥ずかしがる受け、顔を赤らめながらデレる受け、怒りながらデレる受け......作品やキャラ設定ごとにデレ方に差があるから、やめられない止まらない!!(笑)
いつかまたツンデレ特集を組む際には、ツンとデレの比率を併記してみても面白いかもしれませんね。ツンデレは国宝、それを再認識した特集でした!
\スタッ腐★イチ推し特集/