ウシロの快感も知ってしまいました♡
好きな受け属性を聞いた時、意外と多いのが「男前」「女々しくない」といったタイプ。男同士の恋愛なのだから、攻めだけでなく受けもかっこよくあって欲しい──。そう願うBLファンは少なくないようです。では一体、「男らしい」「かっこいい」の基準は何なのでしょうか。考えに考え抜いた結果、我々スタッ腐はひとつの答えに行きつきました。そう、それこそが今回特集する「元攻め」属性!ずーっとタチしかしてこなかったキャラがある日を境にネコになっちゃうんですよ!葛藤しつつも抗えない心とカラダ......これぞBLのロマン!!
実はもともと受け力の高かったタイプなのか、抱かれてみて初めて開花したパターンなのか。ぜひその辺りにも注目しながら読んでいただきたいと思います!
184cm、体格良しの超“雄”な男前攻めが、優男に組み敷かれる......。最高の展開ですよね!!本作はまさに雄×雄の攻防戦を楽しみたい方にうってつけの元攻めBLです!
自称バリタチの1年生・黒木は、同じ大学の3年生・白沢に一目ぼれ。組み敷いてめちゃくちゃにしたいと画策するのですが、実は白沢もバリタチで黒木の尻を狙っていたのです!白沢を攻めたい黒木ですが、力も駆け引きも1枚上手な白沢にどんどん開発され......。見た目は攻めなのに、だんだん思考がネコ寄りになって苦悩する姿にキュンとします♡
そして、一見爽やかで美人受けのような雰囲気の白沢先輩のド攻めっぷりが半端じゃありません!王子様のような見た目に反して身体はバッキバキに鍛え上げられており、圧倒的強者オーラが凄まじいのです。脱いだら凄いギャップに惚れ惚れしてしまうこと間違いなし♪素直じゃないけどお互い愛し合っているふたりの関係をぜひご堪能あれ!
タチ専の月浦はクォーター故に西洋顔がコンプレックスで黒髪和顔好き。対するバイの越守は以前好きだった人の影響でハーフ顔が好き。「顔が好き」って一番どうしようもなくないですか!?酷いことをされても、お預けを食らっても、顔が好きだからしょうがない。横暴で傲慢だけどこの上なく理想の男。抱きたいけど抱きたくない、手に入れたいけど手に入れたくない――相反する思いの行方は!?今まで相手に困ったことがない、だからこそ、この恋を手に入れる方法が分からない...似たもの同士、不器用なふたり。最終的に越守が受けにまわるのですが......俺様な性格のお陰でツンデレ女王様の出来上がり♡「主導権は俺な」「悪いようにはしない」「いいから俺を感じてろ」(※受けです)......尻で抱くってこういうことか!と納得しました(笑)
表題作のカップルの他に2組登場するのですが、会社の同僚だったり幼馴染みだったりと所々で繋がっているので一冊丸々楽しめちゃいますよ~!
自分の恋人(受)同士の浮気現場を目撃してしまったタチ同士が徐々にお互いを好きになる流れがたまりません!始まりは愛なんて欠片もなく、無理やり抱かれていた一虎がだんだんと龍ヶ崎を恋愛的に意識してしまう様子が本当に可愛い......!対する攻めの龍ヶ崎は口下手ながらも紳士なイケメンスパダリ......そして180cm以上もある一虎すらすっぽりと抱き締めてしまう超高身長!!外科医として働く姿や、いつも余裕綽々で意地悪く口説いてくると見せかけて不意に元恋人を想う切ない表情を見せてきたり......とにかくずるい!ついつい惹かれてしまうのも仕方ないですよね。そして挟まれる濡れ場たち!バリタチながらも受けに回る一虎がひたすら色っぽい~♡不本意で抱かれているので終始反抗心が見えるのですが、つい声が出てしまったり、「俺は、お前を抱きたいんだ」と余裕なく零しながらも上に乗って挿れられていたりと見どころだらけ!!
一虎は果たしてマウントポジションを取り返せるのか!ぜひ実際に読んで確かめてみて下さい!
脱マンネリ!再会、ヘタレ×男前、コスプレエッチ、アオ●ンとなんでもこい♡
攻めの倉沢は長身&端正な顔立ちという見た目とは裏腹に少し内向的な性格で、顔を赤くして照れたり受けのフットサルの応援に行ってはしゃぐ姿がとっても可愛いです!ピュアなようでいて、意外と変態気質な一面も。受けにエッチなお願いをするときは捨てられた子犬のような表情で「どうしても...ダメ?」が決まり文句。自分の感情(欲望?)にとても素直で、無意識に言葉責めしてくるタイプですね♡
一方、受けの柏木は「まどろっこしいのが苦手」と言い、男前なタイプ。しかし、攻めの顔に滅法弱く、おねだりされたら絆されちゃう♡黒髪短髪の爽やかイケメンが長髪のキレイ系に喘がされている姿は眼福です!!!!
閉店後のお店でこっそりエッチ、セーラー服とユニフォームで昔を思い出しながらのエッチ、花火を見ながら外で大胆&開放的なエッチなどなど、皆さんの性癖に刺さるシチュエーションがきっとありますよ~!
全国の「攻めに体中をべろべろに舐められて蕩けちゃう受けフェチ」の皆さん、これ絶対に読んでください!!
本作でべっちょべちょにされてしまう人物こそ、世界的ブランド「VERGA」のCEO・輝明。スーツの似合う爽やかイケメンで、本人曰くタチ専のバイだとか。そんな彼に見初められ、「VERGA」の専属モデルとなる人物が高身長イケメンのリュウです。モデル契約の条件が「あなたを舐めさせて下さい」だなんて、とんでもない性癖の持ち主で、口の中、首筋、胸、脚、そしてアソコまで......とにかく舐めて舐めて舐めまくります!!普段は控えめな性格の彼が、ご褒美タイムになると豹変。ジュルジュル系の擬音たっぷりに輝明を味わい尽くします♡一方の輝明、されるがままかと思いきや、リュウのモデルとしての才能を引き出すのが本当に上手!エサのぶら下げ方が完璧で、扇情的な誘い方はまさに女王様。タチだったとは思えない乱れっぷりも最高でした!
「美味しい」が止まらないエッチシーン、ぜひ唾液量に注目してお楽しみください!!
担当作家のためなら何でもします!編集者モノの醍醐味といえばこの台詞。「何でもって言ったな?」「そんな......ッ!」という感じに無理やり抱かれる展開が一般的ですが、本作では編集者が自ら抱かれにいきますよ!!
より良い執筆環境を作るためなら作家と寝ることすら厭わない。仕事人間の編集者・鬼塚はとにかく貞操観念がユルユル!冒頭からビッチ作家の棒として仕事をこなしていくのですが、そんな彼がある日出会ったのは、大御所作家の息子・秀朗です。秀朗の表現力に惚れ込み新人作家としてデビューさせる傍ら、ワガママな秀朗の執筆を「カラダを使って」サポート!ネコ経験ゼロなのに作家のためならば喜んで抱かれるプロ根性(?)には脱帽しました。バックで犯される鬼塚が畳の上に散乱していた原稿用紙を掴んで喘ぐシーンは作家モノならではの趣がありますよ~♡
セックスを仕事の一環としてとらえてしまう鬼塚と、本当の恋人になりたい秀朗。すれ違いつつも最後はあま~く、そして官能的に結ばれて大満足♪ひと味違う文豪BLをぜひお試しください。
特定の相手は必要ない。そんな考えのもと30過ぎまで生きてきた男がひとり。本作の主人公・祐一郎です。一夜限りの恋を楽しんできた彼ですが、見合い話が浮上したことを機に、「世間一般の幸せ」、つまり結婚について真剣に考え始めるのです!そこへ「ちょっと待ったぁ!」と言わんばかりに飛び込んでくるのが、祐一郎の腐れ縁・みっちゃんです。高校時代から15年以上の付き合いで、しかもゲイ!恋人は「優しく甘く愛してやる」がモットーのバリタチですが、実はずーっと祐一郎に片想いしていて......!?高校時代にお遊びでしたキスが忘れられなかったというエピソードで、もうスタッ腐は確信しましたね。......こいつぁネコの素質あるな、と(笑)紆余曲折ありつつ、晴れて結ばれるわけですが、「優しく甘く」を好むみっちゃんに敢えて意地悪をして泣かせちゃう祐一郎のSっぷり、最高すぎました......。
不愛想なみっちゃんの照れた顔、自由恋愛主義の祐一郎がみっちゃんに本気になる様子など各キャラのギャップにハートはキュンキュンしっぱなし!腐れ縁同士のじれったい恋模様を堪能しちゃってくださいね♪
元攻めといえば「リバ」とも共通項が多いのでは?ということで、「BL史上最高のリバ」と謳われる名作をご紹介。元攻めやリバのキャラクターは多少のリード根性があるので、受け時でもセックスに溺れすぎないところがイイのです!!一定の余裕を保って攻めを「ケツで抱く」素質もある気がします。
本作は、純朴でお人好しな大学生・翔真が、中学時代の印象的な同級生だった芦田をゴミ捨て場で拾い再会するお話。初めてのセックス時は、ノンケの翔真を気遣ってのことでしょうか、芦田は騎乗位の受け。しかし、次の時には「今度は翔真くんが下な」と、攻め攻めな芦田!!彼が翔真と再会するまではどっちだったのかは不明ですが、タチもネコも慣れているところから、もともとリバだったのかな~?でもこの包容力や強引さは元攻め!?いやいや、甘え上手なところからして元受け!?と妄想捗るキャラです。リバ初心者でも楽しめる爽やかな純愛を是非、お手に取ってみて下さい!
攻×攻のマウント合戦も、好きな相手のためならネコもOKなスタンスも、どれも愛おしさのメーターを振り切っているんですが、スタッ腐が興奮しすぎなだけでしょうか......(笑)
今回の「元攻め」特集に一定の反響がありましたら、いつかどこかのタイミングで「元受け」特集なんてものもやってみたいですね~!ぜひ皆さまからのご感想をお待ちしております♪
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