方言好きの皆さん、お待たせしました!ついに方言男子をピックアップしちゃいます!
メジャーな関西弁・博多弁から津軽弁など、日本各地から方言男子がここに結集♡個人的には博多弁の「好いとうよ」に絶大な萌えを感じるスタッ腐ですが、本特集を機に新たな扉を開いてしまいました...!!皆さまのハートにギュンギュン刺さる方言男子は果たしているのでしょうか!?
ドキドキしつつ、早速いってみましょう~!
関西×四国!萌えすぎ注意なW方言BL
「関西人は押しが強い」という思い込みをしている方いらっしゃいますか?ときに関西弁は他の地方の方が聞くと、怖いと言われることもあるんですが、攻・栄枝の関西弁はあたたかくて優しい......しかし......ソフトタッチなんだけどやはり地味にグイグイきているんです。いやこんな技ありアプローチに落ちない人なんていないですよね!?ましてや彼、料理もできる!!見た目も中身もイケメンなんです!!対して受けの曽我はちょっとくたびれたリーマン。なんですが、一挙一動がひたすら可愛い!!ずっと見守っていたくなるとはまさにこのこと!色々ひとりで背負い込んでしまうところも心配で......とにかく目が離せないのです。そしてですね、曽我は標準語なのかと思いきや、四国の言葉喋ってる~!感情が昂ぶったときだけ方言が出てしまうのも萌えポイントのひとつですね!
種類の異なるW方言BL。ときめきつつ癒されつつ、キュンとくる王道展開で読了後は心の潤いが止まりませんでした♪方言大好きな皆さん、ぜひコチラお手に取ってみてくださいね~!
純粋すぎてビッチに!?津軽弁男子のドタバタ上京ラブ
昔に比べ「一大決心」で上京するという雰囲気は少なくなりましたが、初めて地方から東京に出るときは緊張するもの。そんな若者が、「東京!怖い街だ......!!」とおびえていたらいつのまにか恋が始まってしまうというストーリーでお送りするのが本作です。
純粋過ぎてなんでも受け入れてしまう性格ゆえ、田舎男子から日サロビッチに速攻で変化してしまった北島(受)。そのピュアキャラに津軽弁がおまけで付いてきます!!これはずるすぎる......!どんどん怪しい方向に引っ張り込まれてしまいそうな危うさを持つ北島ですが、そんな彼の前に現れた無気力系イケメンが優(攻)です。辛辣だけど北島にだけ見せる執着。これには読者の頬も自然と緩むはず。東京砂漠でひとりきりの寂しさを抱える北島。そしてモデル仲間や大学になじめない孤独を感じる優。全然似ていないようで似たもの同士のふたりが惹かれ合う姿が非常に印象的でした。
思ったようにはいかないドタバタの恋にハラハラしつつも応援したくなること請け合いの本作。北島を買う紳士風ド変態・斉藤さんのクズ男っぷりもいい味出しているので、チェックしてみてくださいね!
純朴で清らかな2人の初恋が「愛しゅうて」たまらんッ!!
方言の魅力はカワイイだけじゃない。田舎の風景を想起させるようなノスタルジックな情感もその魅力のひとつです!舞台はとある片田舎。そこでのびのび育った中学生・太一はまっさら無垢な男の子です。都会から引っ越してきた少年・藤は、そんな太一の真っすぐなところに惹かれ、恋に落ちます。しかし、子どもすぎた2人は結ばれることなく別れてしまうのです......。『白のころ』は中学生時代の出会い編と、大学進学後の再会編の2パートで構成されています。再会編では子どもだった太一の成長した精神面が描かれると同時に、変わることのない無垢さが方言を介して伝わってくるのです!標準語だと恥ずかしい愛のセリフを言っても、太一の穏やかな口調だと純粋な愛を感じられます♡藤への初恋を自覚した後の「すきじゃけぇのっ」とワンコ感たっぷりに懐く太一は愛らしさ満点ですよ~!
いつまでたっても失われない純粋さが眩しい、心洗われる作品です!癒されたい方にオススメです♪
健気さと愛嬌バツグン!心のこもった「好いとうよ」にズキュン♡
チャラ男と博多弁の最強タッグ!どんなセリフも愛嬌100%で常に萌えまくる、方言萌え必携の名作です!!
やんちゃなコンビニ店員・南原は、店長の北村が大好き。でも北村はノンケだし、決死の告白をしてもフラれるだけ......。分かっていても諦めきれず、友人のようなポジションから、相手が引かないように慎重にアプローチをします。チャラさを装った健気さだけでもときめくのに、これに博多弁が加わるんですよ!?萌えないわけがない!!何といっても『ミスターコンビニエンス』の一番の魅力は、マシンガンのごとくキラーワードが連発されるところです!普段話す言葉は、標準語よりも元気さがプラスされた印象に。喘ぎ声も「イヤ...ッ」ではなく「好かんッばか...ッ」という風に、より甘やかで愛らしい印象に。すべてのシーンで魅了されます。読んだが最後、博多弁と南原くんの虜になること間違いなし!!
方言フェチの間で、かなり人気が高い博多弁。この作品でぜひご堪能あれ!
寡黙受けの不意打ち甲州弁!「お馬鹿っちょ」が可愛すぎる件
チラリズムって、エロいですよね......!見えそうで見えない背徳感が何とも言えない情緒を生み出します。方言フェチにおいてのチラリズムは「普段標準語なのに、ふいに出る方言」!たまにしか聞けないからこその特別感が、破壊力を増幅させるのです......!本作の見どころは、攻・森谷との関係が深まっていくにつれて、次第に増えていく方言!地方から上京し、からかわれたことで方言コンプレックスを持つ主人公・周は、かたくなに甲州弁を使わないようにしています。なので、初めはびっくりしたときや焦ったときにしかポロリしないのですが、話が進むにつれて次第に方言を使う場面が増えていくのです!森谷に対しての信頼と安心感がにじみ出ていて、なんと可愛いことか......!!甲州弁が、まるでふたりの間だけの秘密の合言葉のような甘~い言葉に感じられるんです♡物語終盤には、「お馬鹿っちょ」や「帰らんでよ」などの萌えセリフが!!方言フェチ界のダークホース・甲州弁の魅力満載です!
大らか×クールゲイの「わからん」から「好きじゃ」になるまで。
「広島弁って、ちょっと怖い......」というイメージのあなた、ちょっと待った!!『赤松とクロ』の広島弁は優しさたっぷり甘さたっぷりですよ~!
広島弁を話すのは、朗らかな大型犬系ノンケ攻・赤松。クールなゲイ受・クロは、両想いになってもノンケな赤松に拒絶されたくないと悩みに悩むのですが、赤松は包容力たっぷりに受け止めるのです!!一緒に寄り添ってくれるような対等な関係性が、尊さを極めています......!
そして、そんな大らかな赤松の性格と広島弁の相性が超抜群!赤松独特のゆったりと抜け感のある雰囲気に、ゆったりした広島弁の響きがベストマッチしています。穏やかな大学生同士の日常ラブは、読んでるだけでほのぼのと和みます。でも、BLらしい男同士の葛藤、切なさも存分に描かれていて、軽すぎず重すぎない、ちょうど心地よい読書感なんです!どんな気分の時にも絶妙にフィットする秀逸作です!
無自覚S×失恋男子など!DKたちの性春発情ライフ♡
「~じゃけん」「好かん」など、関西弁とは少々異なる方言を楽しめる作品がこちら!登場する方言は、ズバリ阿波弁(徳島県)です!
本作は、田舎の仲良しDK6人が送るコメディ作。ヤリたい盛りの3組のカップルが、野外でトイレで保健室で屋上でたっぷり汁を飛ばしまくり♡特にメインCPである太郎×充のストーリーでは、メガネ男子の充の顔にこれでもかというほどザー○ンをぶっかけちゃいますっ!また、パンツをずらして挿入する描写が随所で楽しめるのも彩景でりこ先生の作品ならでは!!下着越しの愛撫やパンツ内での射精など、着衣エロフェチも大満足なエッチシーンが盛り沢山です。「好かん」「退け」が口癖な充の、グズグズに蕩けきった表情も見どころですよ~!
続編の『相愛えろ期』では、『純愛えろ期』に登場した3組6人のその後が描かれています。付き合い始めてある程度の時間が経過したからこそ浮上する問題に、若い彼らがどう対応していくのかがポイントです。もちろん、キュートな方言やどろっどろのエッチも健在ですよ~♡
年上方言男子の「俺はあんたが好みやけん」が強すぎる
無愛想な男から紡がれるストレートな愛の言葉(with九州弁)でエンドレス胸キュンを堪能してみませんか?病に倒れた父に代わって、東京から社長代理として九州へやってきた幸典。皆から慕われているという工場長・槇がお相手なのですが、いわゆる第一印象はあまり良くないというパターンで!そんなふたりですが、ひょんなことからお互いゲイであることが発覚!すぐに一発お相手願うのかと思いきや、仕事に関する描写がしっかりとなされているのでそう簡単にはくっつきません。ぶっきらぼうと見せかけて実は面倒見が良く、幸典に対しても特別な感情を見せ始める槇さんが本当に本当にカッコイイ!そして、一見カタブツのようにも見える幸典も、ひとたびスイッチが入るとなかなかに積極的なネコちゃんに変身♪過去の恋愛におけるトラウマを乗り越えた彼が、槇にだけ見せるエッチな姿は控えめに言って最高でした♡そして、本作も続編がすでに刊行されております!槇の弟が登場して一波乱あるわけですが、より強固になったふたりの絆をとくとご覧くださいね。
アッチもコッチも方言だらけで方言好きには堪らない特集になったのではないでしょうか?こうして見てみると、どうやらBL界だと西日本出身のキャラが多い印象......。東側の方言ももっともっと増えてほしいな~と願っております♪