NFTプロジェクト「Azuki」から生まれたアニメアンソロジーシリーズ「Enter The Garden」のエピソード3に、田中達之が監督、キャラクターデザイナー、脚本家として参画することが明らかに。またティザービジュアルが公開された。
「Enter The Garden」は「Azuki」のキャラクターや世界観をベースにした、3部構成のアニメアンソロジーシリーズ。クリエイティブプロデューサーは谷口悟朗が務めている。エピソード1「The Waiting Man -待つ男-」、エピソード2「Fractured Reflections -楕円曲線上のセカイ-」がAzukiのYouTubeチャンネル、アニメプラットフォーム・Anime.comで配信中だ。
エピソード3では田中の先鋭的なアートスタイルと、Azukiのストーリーテリングの世界観が融合した物語が展開されるという。田中は「このエピソードではAzukiワールドの根幹となるAlleyとGardenという2つの世界を、自分なりの解釈、アートスタイルで表現しようと思っています」とコメントした。エピソード3は今冬に公開される。
田中達之コメント
このエピソードではAzukiワールドの根幹となるAlleyとGardenという2つの世界を、自分なりの解釈、アートスタイルで表現しようと思っています。Web3の持つ「非中央集権」という概念は非常に興味深いと思っています。今回もAzukiという題材はいただいたものの、キャラクターデザイン・世界観設定・脚本の大部分を私に任せてもらえました。あえて表現を制限せず、クリエイターのクリエイティビティをゆだねる、という思想もまたアニメ業界の成長につながる可能性を秘めているかもしれません。公開を楽しみにお待ちください。
(コミックナタリー)