マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP > コミックニュース > 「怪盗クイーンの優雅な休暇」クイーンとジョーカーの“絆”とは、新場面カット2点
「怪盗クイーンの優雅な休暇」クイーンとジョーカーの“絆”とは、新場面カット2点

2025/5/13 13:00

アニメーション映画「怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)」より新たな場面カット2点が解禁された。あわせて山本京佳プロデューサー、池田重隆監督のコメントも到着した。

新たな場面カット1点目は、ジョーカーが変装した姿であるジルと、今作のカギになるキャラクター・イルマ姫の姿を捉えたもの。怪盗への憧れを抱くイルマと、彼女を見守るジョーカーの信頼関係を感じるカットだ。劇中では、イルマとジョーカーの関係性を通して、クイーンとの“語りきれない絆”も浮かび上がる。山本プロデューサーは「ジョーカーを通した先にクイーンが垣間見える──そのほうがむしろ、2人の特別な関係性が強く伝わる」「ジョーカーがイルマに優しく寄り添う姿は、クイーンが普段彼に接しているそのもののようにも感じられた」と分析。さらに「今作では親子や家族のような面が強く描かれていて、クイーンはジョーカーのことがかわいくて仕方がないのだと思います。クイーンの愛情を一身に受けて育ったからこそ、ジョーカーはあんなにも心の優しい青年になった。クイーンはかなりの子育て上手ですよね」と愛ある視点で語り、「クイーンは舞台の中心に立つ“太陽”のような存在で、ジョーカーはその隣で物事を見つめる“月”のような存在。互いがいることでその魅力がさらに引き立つ」と表現している。

もう1点は、クイーンがジョーカーの子供時代の写真を手にしており、恥ずかしがったジョーカーが取り返そうとするユーモラスなやり取りからの一場面。池田監督は「クイーンにとってジョーカーは、信頼できる友であり、育ての親でもあり、仕事のパートナーでもある。今回は“親”としての顔が垣間見える場面がありました」「子供がたくましく育ってくれるのはうれしいが、少し寂しくもある。その象徴が“昔の写真”であり、ジョーカーは奪おうとしますがクイーンにとって大切な宝物です」と説明する。またジョーカーを傷付けた敵に対するクイーンの怒りのシーンについては「とても人間らしく、大和さんの迫真の演技も相まってすごく爽快なシーン」とコメント。「ただ敵を倒すだけではなく、プライドを根こそぎへし折って追い込むさまは、相手が気の毒に思うほどでした。やはり、クイーンは本気で怒らせたら大変な目に合うのだろうなと(笑)。でも、おかげでとても楽しい作品となりました」と手応えをのぞかせた。

「怪盗クイーンの優雅な休暇」は5月23日公開。性別・年齢・国籍不明の怪盗クイーンが、過去に因縁のあるサッチモの挑戦状を受け、豪華客船に乗り込むさまが描かれる。

(c)はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会

(コミックナタリー)
メールで送る

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ