日本は漫画大国と呼ばれていますが、近年は韓国発の漫画も増えてきているのをご存じでしょうか?中には日本でアニメ化や実写映画化、舞台化などもされた名作がたくさん!転生や現代を舞台にした恋愛モノ、バトルや後宮をテーマに繰り広げられる家族愛や愛憎劇など、ジャンルも豊富なので見逃すのはもったいない…。日本向けにアレンジされている漫画も多いので、韓国のことをあまり知らなくても楽しめます。今回はそんな韓国発漫画からスタッフおすすめの25選をご紹介!
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【あらすじ】女子大生の谷川麗奈は、誰もが振り向くような美人。しかし、中学時代はグループのパシリにされるような地味女子でした。当時、憧れの給食室のお兄さんが、実はクラスのマドンナの時村萌子と付き合っていることを知った麗奈は大ショック。綺麗になりたい!と思った麗奈は、メイクを研究します。初めのうちはメイクが上手くいかずに学校でも笑われていた麗奈ですが、どんどん上達していき、今や一躍SNSのスター!しかし、昔の地味な麗奈を知る人物が現れて…。
【作品情報】作者は人気漫画家のyaongyiで、ネイバー『LINE WEBTOON』で連載を開始し、後に世界7か国で同時配信されました。日本ではLINE Digital Frontier『LINEマンガ』に連載中で、現在(2023年9月11日現在)9巻まで配信しています。LINEマンガの月刊読者ランキングで22ヶ月連続1位に輝き、実写ドラマ化もされた人気作です。
【おすすめするポイント】メイクで「女神」と言われるほどの美人がすっぴんは別人というギャップが最高!身の回りで実際にありそうなテーマなので、ついつい引き込まれてしまいます。麗奈と再会した高校時代の同級生・神田俊は、メイク後でもすっぴんでも変わらず接するあたり、見た目だけでなく中身もイケメン。これは麗奈に初彼の予感…?麗奈のメイクテクニックが細かく紹介されているので、メイクに興味がある人やメイクを学びたい人にもおすすめです。
【あらすじ】長谷川蛍介は、冴えない容姿ゆえに酷いいじめに悩む男子高校生。いじめられている自分に自己嫌悪する日々を送るも、母親には言えずにいました。ある日、学校でいじめられていることが母親に知られてしまい転校することに。新たなスタートとして遠い学校へ転校し、一人暮らしを始めます。しかし、ここでもいじめを受け、絶望しながら眠りにつく蛍介。その翌朝、蛍介はなんと超絶イケメンに変身!イケメンの体を手に入れた陽介の快進撃が始まる…?
【作品情報】作者は韓国でも人気のT.Jun。ネイバー『LINE WEBTOON』やLINE Digital Frontier『LINEマンガ』にて連載され、現在(2023年9月11日現在)4巻まで発売中です。韓国で大ヒットした本作は、ゲームやアニメにもなりました。日本語版では話の舞台を日本に変更し、登場人物も日本名に変わっています。
【おすすめするポイント】いじめられっ子がイケメンに変身していく男性版のシンデレラストーリー。変身前は卑屈でネガティブな蛍介でしたが、変身を通じて外見だけではなく内面も成長していく姿が印象的です。イケメンになっても天狗にならない蛍介の性格も、読んでいて清々しい!冒頭のいじめがリアル過ぎて、ちょっと引いてしまう人もいるかもしれませんが、ストーリーが進むと面白が爆上がりします。
【あらすじ】真紀は携帯小説が大好きで、お気に入りはベラビティ公爵の一人息子・リアンドロの物語。この物語の主人公・リアンドロは幼い頃から両親との関係が良くありませんでした。ある日、リアンドロの顔に不可解な模様が現れ、それがアンブロセティ王国の文字だと判明。リアンドロはアンブロセティの王女・エレオノラと出会い、エレオノラを愛するようになります。しかし、リアンドロの愛は叶わず、最後は処刑される運命。そんなリアンドロに同情しながら眠りについた真紀が目を覚ますと、なんとリアンドロ家のメイドになっていて…!?
【作品情報】原作は『オフィーリアが公爵家を離れられない理由』などのヒット漫画を持つJooahri、作画は韓国で注目されているAloha。ピッコマ『Piccomics』にて6巻まで配信中(2023年9月11日)現在。韓国でも人気の王道ラブストーリーです。
【おすすめするポイント】転生(憑依?)したのがヒロインではなく、メイドという設定が面白い。真紀ことイベリナは、持ち前の物怖じしない性格からリアンドロにあれこれお節介を焼いていきますが、リアンドロのためを思っていることだとしっかりと伝えている姿勢に好感度がアップします。また、イラストがとても綺麗な上に、話も丁寧に展開していくので、美麗な絵本を読んでいるような気分で楽しめる作品です。
【あらすじ】日本でOLとして働いていた日向楓は、人目をずっと気にしながら生きてきました。ある日、押し付けられたハイリスクなプロジェクトが失敗し、楓はその責任を取らされて退職することに。ヤケ酒をして眠った真紀は、目覚めるとなんと異世界のクロエ公爵夫人に転生!しかし、生まれ変わった世界でも名ばかりの公爵夫人として扱われ、メイドからは陰口を言われて見下されている様子。そんなクロエが心の拠り所にしていたのはお茶でした。このお茶がクロエの運命を変えていきます。
【作品情報】原作は人気作家のLeeJiha、作画は『悪女は砂時計をひっくり返す』『相思相愛』『骸骨兵士はダンジョンを守れなかった』『ダンジョンリセット』などで知られるAntstudioです。ピッコマ『Piccomics』にて連載したのち完結し、現在(2023年9月11日)4巻まで発売されています。韓国でも話題の異世界・転生ラブストーリーです。
【おすすめするポイント】よくある転生モノと違い、主人公の目的は復讐やハッピーエンドではなく、人生をやり直すこと。「遠慮せずに言いたいことを言える自分になりたい」という楓とクロエ夫人が、新しい道を切り開いていこうとする姿はグッときます。その手段として、紅茶と現代の知識を使うというアプローチが面白い!紅茶の種類や味のレビュー、紅茶の楽しみ方などが満載なので、気付いたら紅茶オタクになっているかも。
【あらすじ】レティシャは、神聖帝国の聖女である母・ヨゼフィーナの娘。しかし、ヨゼフィーナはレティシャが生まれてから魔力が弱まってしまい、幼いレティシャへ辛くあたります。さらに、ヨゼフィーナはレティシャを遠ざけるために、ゼノス公国の王子・ディトリアンとの結婚を決定。ディトリアンは、かつてヨゼフィーナに家族を殺されたため、レティシャのことも憎んでいるはず…。そのうえヨゼフィーナは、半年以内にディトリアンが死ななければ、反対にレティシャが死ぬと言う呪いをかけたのでした。
【作品情報】原作は韓国でも人気沸騰中の小説家のHanyujeong、本文は本シリーズでお馴染みのhound、作画は人気のKimJiei。ピッコマ『Piccomics』に連載され、現在(2023年9月11日現在)57巻まで発売中。韓国でているロングセラーとなった純愛ラブストーリーです。
【おすすめするポイント】不幸のどん底にいて清らかで優しい心を持ち続けるレティシャが、大切なディトリアンの命を守るために時間を逆行するタイムリープものです。ディトリアンとの短い結婚生活で、レティシャが少しでも幸せになれてよかった…と思っていると、ストーリーが急展開してびっくり!レティシャはあくまでもディトリアンを守るために行動し、ヨゼフィーナへの復讐などを考えません。一途で健気なレティシャを応援したくなる作品です。
【あらすじ】高本葵は、最年少で東京医大の教授になった天才外科医。実は、悪行の限りを尽くして火炙りの刑に処された前世・皇后エリーゼの記憶を持っていました。地球に転生した葵は、前世での罪を償うために医師として人を救うことに情熱を燃やしますが、運悪く飛行機事故に遭遇。再び目覚めた葵は、皇后になる前のエリーゼに逆戻りしたのです。「二度とあんな思いはしたくない」と考えた葵は、エリーゼとしての人生をやり直そうと決意します。
【作品情報】原作は本シリーズをはじめ『リターン~ある外科の逆襲~』などを描き、医療系のストーリーを得意とするyuin、作画は人気漫画家のminiです。レジンエンターテイメント『アジュール』に連載され、全143巻で完結しました。悪役令嬢×医者という異色の転生モノです。
【おすすめするポイント】前世を後悔してやり直そうと考えるよくある転生漫画の流れで終わらせず、医師として活躍するという設定が面白い。過去2度の教訓を生かしながら、医者として人々を救おうと一生懸命に生き直そうとするエリーゼの姿は応援せずにはいられません。難しい医学用語が登場しますが、一般の人にも分かるよう丁寧に解説されているので、ストーリーに集中できます。
【あらすじ】浪人生の花咲凛子は、予備校で念願の合格通知をメール受取った時に、突如何者かに屋上から突き落とされてしまいます。目を覚ました凛子は、以前読んでいたファンタジー小説の登場人物・レリアナに転生!しかし、小説のストーリーでは、レリアナは婚約者の侯爵・フレンチに毒殺される運命…。毒殺から逃れるために、フレンチとの婚約を解消しようと奮闘しますが、爵位が劣るためレリアナから破棄できません。そこでレリアナは、ある人物に近づいて取引を持ち掛けます。
【作品情報】原作は本シリーズで一躍有名になったMilcha、作画は注目の漫画家のWhaleです。ピッコマ『Piccomics』に連載しており、現在(2023年9月11日現在)128巻まで発売中です。日本でも人気が高い異世界転生モノで、テレビアニメ化もされました。
【おすすめするポイント】小説のレリアナはあっさりと殺されてしまう脇役ですが、ストーリーに逆らって生き抜こうとする凛子の強さがカッコいい!しかも、フレンチより大きな権力を持つ王弟・ノアに目を付けるあたり、機転が利く賢さも持っています。こういうスカッとするヒロインが好きな人にはたまらないでしょう。ラブストーリーでありながらテンポの良いギャクが織り込まれ、さらにミステリーやサスペンスの要素もあって、最後まで読者を飽きさせません。
【あらすじ】交通事故に遭った主人公は、ふと気付くと生前に読んでいた小説の世界へ転生!主人公はルボブニ王国の次女・エレニカになったのですが、自分も含めて周りの人々が悲惨な結末を迎えることを知っていました。ベルゴット王国の皇帝・エウレディアンが悪女と結婚したことにより、エレニカとその姉・テゼビアが命を落とし、エウレディアンも自身の子に殺害されてしまう運命…。まずはエウレディアンの結婚を阻止するために、エレニカはベルゴット王国の人質となり、エウレディアンへプロポーズします。
【作品情報】原作は『狂った王女にはワケがある』などを描いたdalseul、作画は本作が代表作となる人気漫画家のvialです。『カカオページ』やカカオジャパン『ピッコマ』に連載中で、コミックシーモアでは65巻まで配信中(2023年9月21日現在)。韓国でも人気の異世界転生物語で、ラブストーリーでありながら、コメディタッチのファンタジーコミカライズです。
【おすすめするポイント】一人で壮大な結婚大作戦を実行するエレニカですが、そんな状況にもめげずに明るく振舞い、時にはちょっと抜けている一面も。そんなところがよりエレニカの可愛さをいっそう引き立てています。エウレディアンとのやりとりもコミカルで、ついクスっとさせられるでしょう。一方で、国同士の陰謀や報復が渦巻いており、エレニカの挙動が影響することもあって、緊迫感が漂うストーリーも見逃せない!
【あらすじ】16番目の王女・ビビアンは、メイドもついておらず、誰からも奉仕されることなく忘れられた存在でした。そんなビビアンの楽しみは、メイドの「ルシア」に変装し、気軽に街へ出掛けること。いつものようにルシアとして街に買い物へ出掛けたビビアンは、友人で小説家のノルマンを訪問し、楽しいひと時を過ごします。しかし、ビビアンは自分が1年後に政略結婚をしなければならない未来が見えていました。ビビアンはこの運命を変える方法を思いつき、さっそく行動へ!
【作品情報】原作は本シリーズで高い人気を得たSkye、作画は韓国でも注目の漫画家TARUVI。レジンエンターテイメント『アジュール』に連載され、現在(2023年9月11日現在)115巻まで発売中です。定められた運命に抗おうとする王女のラブストーリーです。
【おすすめするポイント】最初は計画として公爵のヒューゴへ接近したビビアンでしたが、徐々にラブラブな展開になっていき、ずっとドキドキしっぱなしの作品。不器用でクールなイケメン・ヒューゴのツンデレっぷりがたまりません!二人のすれ違いが多くてじれったくなりつつも、言葉や態度に「好き」が現れているのでキュンキュンしちゃいます。長編漫画で読み応えがあり、気が付くと夢中になって読み進めてしまう作品です。
【あらすじ】ある子爵邸で召使いとして働いていたエドナは、子爵の娘・アナの身代わりとして政略結婚させられてしまいます。相手は、暴政によって荒れ果てた国を救った平民騎士・イーライ。アナの振りをしてイーライへ嫁ぎますが、イーライはアナと面識があり、早々に嘘がバレてしまいます。自らアナではないことを打ち明け、生き残るために覚悟を決めたイーライ。そんなエドナを気に入ったイーライはエドナを妻として受け入れます。
【作品情報】原作は本作で人気小説家の仲間入りを果たしたRYU、作画は本シリーズが代表作となるひおん。出版社はレジンエンターテイメント『アジュール』に連載しており、現在(2023年9月11日現在)9巻まで発売中です。身代わりで貴族と結婚させられた召使いの少女の恋愛ファンタジーです。
【おすすめするポイント】イーサンの前で覚悟を決めたエドナは気高くて美しく、ゾクゾクするような気迫を見せます。目上かつ冷徹なイーサンと対等に渡り合うエドナがカッコいい!愛のない身代わり結婚だったイーライとの関係も徐々に変化していき、ドキドキ感も盛り上がっていきます。エドナの壮絶な過去や出生の秘密などの謎も明らかになっていくので、先が気になってどんどん読んでしまいます。
【あらすじ】明日に結婚式を控え、山路亜紗奈(やまじあさな)は幸せの絶頂にいましたが、なんと婚約者の浮気現場を目撃!道端でうずくまった亜紗奈は目の前の車を汚してしまい、車の持ち主に暴言を浴びせられます。ボロボロになって帰宅すると、父が横領の容疑で逮捕され、母はそのショックで死去。さらに亜紗奈は祖母から家を追い出されてしまいます。不幸ドミノの末、行く当てもなく彷徨っていた亜紗奈の前に、暴言を浴びせた男性・権丈燿(けんじょうひかる)が現れて…。
【作品情報】原作は今後の活躍を期待されているAnyouran、作画は『The Devil Butler』などの人気作を発表するHongShu。本作は世界で同時連載されていて、日本ではピッコマ『Piccomics』に連載中。現在(2023年9月11日現在)74巻まで発売されています。契約結婚から始まるロマンチックラブストーリーです。
【おすすめするポイント】何もかも失った亜紗奈がかわいそうすぎて、どうなるのかと冒頭からハラハラさせられる作品。イケメンで資産家、いけすかない物言いをするけど実は意外と優しいという燿の設定にキュンキュンします。政略結婚のはずが、燿も亜紗奈のことを気に入っている様子が伝わってきて、ニヤニヤしちゃうかも。合間に描かれる二人のデフォルメ絵も可愛くて、つい探してしまいます。
【あらすじ】侯爵令嬢のアリスティアは、次期皇后として育てられてきましたが、突然現れた美優という少女に皇后の座を奪われ、皇妃(側室)となってしまいます。しかも、嫉妬のために皇帝を暗殺しようとした嫌疑をかけられ、侯爵家の地位と領地、財産を没収された上に斬首という悲惨な運命…。しかし、処刑後に目覚めたアリスティアは、なんと9歳の自分に転生していました。2回目の人生で処刑エンドを免れるために、アリスティアは様々な行動を開始することに。
【作品情報】原作は『女王に捧ぐ鎮魂曲』も手掛けるYuna、作画は本作が代表作となったiNA。『カカオページ』やカカオジャパン『ピッコマ』に連載しており、現在(2023年9月11日現在)122巻まで発売中です。子ども時代の自分に転生する異世界転生ファンタジーです。
【おすすめするポイント】突然異世界へ来てしまった美優が不安から皇帝にすがる気持ちにも共感しつつ、アリスティアのやるせなさや憤りも痛いほど伝わってきて、どっちの味方もしたくなる作品。この皇帝がもっとしっかりしていれば…と思ってしまうかも。冒頭から美と悲劇、愛と裏切りといった感情が渦巻きますが、転生したアリスティアが可愛らしく、ダークな雰囲気を和らげています。転生後は人間関係がぐっと広がるので、ストーリーも面白さがアップして読み応えもバッチリです。
【あらすじ】ベロック帝国の皇族・アスカニアの人々は生まれつき凶暴な気質を持っているとされ、当代の皇子達にも残酷な事件や噂がつきまといます。しかも、アスカニア一族には、愛する者に殺されるという呪いがかけられていました。この呪いを解く鍵は「皇室の血を引く女の子」。当代の皇子達は、皇族の証である「感情によって色の変わる瞳」を持っている女の子を探していました。そんな中、国境地帯でついに皇室の血を引く女の子を発見!なんとその女の子は奴隷として働かされていたのです。
【作品情報】文を担当したのは、今後の活躍も期待されるkmとGgaeguri、絵は本作で鮮烈なデビューを飾ったParkhaとEun Du、原作は息もつかせぬストーリーが得意なjomilです。ピッコマ『Piccomics』に連載中で、現在(2023年9月12日現在)49巻まで好評連載されています。元・奴隷の皇女が3人のイケメン兄達に溺愛されるシンデレラストーリー。
【おすすめするポイント】独創的な世界観が秀逸な上に、様々な思惑が交差するため見どころが満載。アスカニアの呪いによって運命を翻弄される皇族の秘密、奴隷だった少女・クロエの成長、一緒に過ごしてきた奴隷の友・テオとの友情など、どの観点からも「もっと読みたい!」という気持ちにさせてくれます。兄達のクロエへの接し方はそれぞれですが、言動から3人共クロエが大好きなことが伝わってきて、ジーンとさせられます。
【あらすじ】大陸を守る水の精霊士の一族・パルビス家の娘達は、成人すると水の大精霊と交感し、大地を雨で潤す能力を手に入れます。キイラはそのパルビス家のたった一人の精霊士として生まれました。そんなキイラの唯一の願いは、父親に愛されること。父の愛を得るために自分を磨き上げて完璧な女性に育ったキイラですが、なぜか望むように父に愛されません。そこに「自分こそが本物の娘だ」と言う少女・コゼットが現れて、キイラは父や国を欺いた罪で斬首される運命に…!
【作品情報】作画はこれからの活躍が期待されるyuun、原作は韓国で人気のウェブ小説家March。本作はピッコマ『Piccomics』にて連載されており、現在48巻(2023年9月12日時点)まで発売中です。悲劇的な運命にある少女が、巻き戻り転生して断罪を回避しようと奮闘します。
【おすすめするポイント】父の愛を求めるキイラの心情が丁寧に描かれており、ついウルウルと泣けてしまいます。自分の存在意義を見出すために、父に認められようと努力しますが、それが裏目に出てしまうのもやるせない…。しかし、転生後のキイラには、大変身とも言うような前向きさが現れ、良い方向へ向かうので一安心。普段真面目なキイラがコゼットと渡り合う時に見せる悪女っぷりも見物です。
【あらすじ】孤児として生まれたアタナシアは、睡眠薬を飲んで眠ったはずでしたが、目覚めるとロマンス小説の同じ名前である姫・アタナシアに転生!しかし、アタナシアはまだ赤ちゃんで自由に動けません。しかも、アタナシアの母親が踊り子という出自のため、姫なのに使用人からも虐げられており、そのうえ18歳になったら父である皇帝に殺されてしまうという残酷な運命が待ち構えていました。冷酷な父とは距離を置き、成長したら宮殿を逃げ出そうと決意したアタナシアでしたが…。
【作品情報】作画はこれからの活躍が期待されるSpoon、原作は韓国で人気作を発表しているPlutus。本作は、KADOKAWA『FLOS COMIC』にて好評連載中で、現在7巻(2023年9月12日時点)まで発売されています。韓国漫画独特の世界観がユニークな異世界転生ファンタジー作品です。
【おすすめするポイント】転生モノでありがちなラブストーリーメインではなく、親子愛に焦点を当てているところが本作のポイント。アタナシアの行動で、冷酷なはずの父が時折優しさをにじませる「良きパパ」になっていく様子にほっこりします。幼少時代のちょこまかしているアタナシアが可愛くて、ずっと眺めていたくなっちゃうかも。作画もアニメのように美麗で、ついじっくりと眺めてしまいます。
【あらすじ】アリアは母親が伯爵と再婚したことで貴族の一員となった女性。しかし、義理の妹・ミエールはアリアの母親を毒殺し、さらに使用人たちを巧妙に使って姉のアリアを陥れていきます。ミエールの策略にはめられたアリアは、ミエールを毒殺しようとした罪で処刑されることに。しかし、処刑が実行される寸前に、アリアは母親が毒殺される前にタイムリープ!アリアは母を助け、ミエールに復讐しようと心に誓うのでした。
【作品情報】作画は『公爵夫人の50のお茶レシピ』などの人気作を発表するAntstudio、原作は韓国で活躍中の作家SANSOBEE。ピッコマ『Piccomics』にて連載中で、現在(2023年9月12日時点)4巻まで発売されています。復讐ものというだけでなく、美しい絵も魅力的な異世界転生ファンタジー作品です。
【おすすめするポイント】本作の見どころは、タイムリープしたアリアの悪女ぶりと、ミエールに対する復讐劇。温厚な性格を表に見せながらも、本心では憎悪が渦巻いているアリアを応援したくなりますが、正直ちょっと恐ろしいかも…。やられて黙っているようなミエールではないので、ストーリーもどんどんエスカレートしていき、スリリングな展開が続きます。ラストが気になって、一気に読みたくなる作品です。
【あらすじ】水篠旬(みずしのしゅん)は、この世界では最も弱いEランクのハンターの中でも最弱と言われる存在。それでも、母の治療代や妹の学費を稼ぐために、ハンターを続けていました。ある日、他のハンターのグループと共にダンジョンに挑み、最深部に到着すると神像が襲撃!襲われてグループはほぼ全滅しますが、この時、旬は特別な能力を得ることに。その能力は自分だけに特別なクエストが表示されるというもの。旬は多くのクエストを引き受けてレベルアップしていきます。
【作品情報】原作・原案は、韓国で人気作を発表する作家Chugong、作画は今後の活躍を期待されながら逝去したDUBU(REDICE STUDIO)、脚色は本作が代表作となったh-goon。カカオジャパン『ピッコマ』にて連載中で、現在(2023年9月12日時点)13巻まで発売されています。テレビアニメ化もされて話題となった異世界のダンジョンバトル漫画です。
【おすすめするポイント】本作の魅力は、現代的なキャラクターとゲームの要素を融合したユニークなストーリー。旬がレベルアップして様々な能力を手に入れるあたりは、まさにRPGゲームをプレイしているような感覚です。また、旬の成長に伴って、見た目もどんどんカッコよくなっていくのもイイ!アニメとは違ったダークな色使いのフルカラーなので、臨場感や緊張感がより伝わってくる作品です。
【あらすじ】20XX年、体罰禁止法が成立。教師は生徒の指導が難しくなり、教育環境が悪化し、ついに生徒が教師を殺す事件も発生します。クラス崩壊が多発した結果、政府は教権保護法を成立。そんな中、ある学校でいじめの標的だった2年生の生徒が自殺し、同じ人物にいじめられていた1年生のキム・ギョンミンは、これでいじめが終わると期待しました。しかし、いじめは止まず、ギョンミンは投身自殺を考えて学校の屋上へ。その時、教権保護局から来た教師が、ギョンミンへ学校の問題を解決することを宣言します。
【作品情報】原作は社会問題に切り込む作品を得意とするチェ・ヨンテク、作画は独自の絵柄が多くのファンを魅了するハン・ガラム。ネイバー『LINE WEBTOON』に連載中で、現在(2023年9月12日時点)55巻まで発売されています。教育をテーマとし、学校内にはびこる不良や問題児や腐敗した教職員などに制裁を加える作品です。
【おすすめするポイント】教育現場の闇を題材にした本作は、架空の話とは思えないほど、体罰やいじめなどの描写がリアル。現実ではなかなか解決が難しいのですが、本作では教権保護局所属のナ・ファジンがスカッと悪人達を成敗してくれます。ギャグ風なシーンが陰鬱とした雰囲気を和らげており、テーマは深刻ですが読みやすく仕上がっています。
【あらすじ】魔法学校に通う少年・フレイは、名門の家に生まれたにもかかわらず、優秀な兄たちにとても及ばない劣等生。学友たちにも馬鹿にされ、壮絶ないじめにあっていました。「強くなりたい」と絶望の中で強く願うフレイでしたが、父親にも見放されてしまい、ついに自ら死を選びます。フレイの悲痛な叫びは奈落まで届き、約4000年前に封印された人類最強の大魔導士・ルーカスの封印が解除!ルーカスはフレイの体を乗っ取って現代に復活したのです。
【作品情報】作画は独自の世界観で読者を魅了するkd-dragon(REDICESTUDIO)、脚色は心に残る言葉をあやつるフジツボ、原作は韓国で活躍中の気鋭の作家・落下傘。本作は、ピッコマ『Piccomics』にて連載中で、現在(2023年9月12日時点)3巻まで発売されています。最強の魔導士が転生(憑依)し、最弱の魔導士が大変身するバトルアクションです。
【おすすめするポイント】最弱な主人公が最強に生まれ変わり、新しい人生を楽しみながらガンガン無双していく痛快なストーリー。フレイとルーカスの意外な接点なども明らかになり、4000年前と現代を結ぶ壮大なストーリーを楽しめます。迫力満点な魔法の描写がたっぷりのバトルシーンもたまりません!普段は強気でクールなルーカスですが、満面の笑みで現代の食事を食べるなどおちゃめな一面もある魅力的なキャラクターです。
【あらすじ】古代韓国の宮廷で大妃(王の母)に仕えていた女官・カン・ウヌは、ある日突然に世子(皇太子)であるイ・ヒョンの宮殿へ異動することに。ヒョンは、侵略から民を守るために倭人を斬りまくったため、「狂眼」と呼ばれて恐れられていました。ウヌは幼い頃にヒョンと会っており、その時優しく微笑んでいたヒョンとのギャップにとまどって粗相をしてしまいます。しかし、驚くことにそんなウヌはヒョンの夜伽を申しつけられたのです。
【作品情報】原案は独特な世界観が支持されるラヘ、原作は過激な描写を得意とする作家・肉花、作画は本作で注目が集めたソラ。レジンエンターテイメント『レジコミRed(レジンコミックス内)』にて連載中で、現在(2023年9月12日時点)59巻まで発売されています。韓国の宮廷を舞台にしたドロドロのラブストーリーです。
【おすすめするポイント】陰謀や策略、権力闘争などが渦巻く宮廷内をテーマにしているため、常にピリピリとした緊張感が漂います。ウヌの真面目さや優しさ、ヒョンの孤独感がヒシヒシと伝わります。ヒョンは中々本音を出さないので、ウヌをそばに起きながらも実際はどう思っているのかがはっきりせず、じれったい気分になるかも。二人の夜伽シーンも多いのですが、そこに至るまでの心情を繊細に描いているためエロさというよりは、むしろキュンとしちゃいます。
【あらすじ】金澤正史は、学歴も職歴もお金もない21歳。事故で両親を亡くして天涯孤独の正史の救いは、下宿先の大家・伊藤美佐恵。美佐恵は家賃もとらず、正史の食事の世話までしてくれました。ある日突然、美佐恵から「部屋から出て行ってもらえないか…」と切り出され、行く当てのない正史は大ショック。今まで受けた恩を思い返し、笑顔で出ていこうとする正史に対し、美佐恵は「ここで一緒に住まない?」とまさかの提案をします。
【作品情報】『社内恋愛~カリスマ上司は元いじめっ子!?~』も手掛けたgregorの原作を、女性の色気を描くことに定評があるJJangEがコミック化しました。本作はレジンエンターテイメント『レジコミRed(レジンコミックス内)』に連載中で、現在(2023年9月13日時点)46巻まで好評配信中です。
【おすすめするポイント】年上の魅力的な女性と、未熟な青年との恋愛を描いた本作。一つ屋根の下で美しい女性と生活するという、男性なら一度は夢見るようなシチュエーションなうえに、美佐恵はナイスバディなのでさらにドキドキ感がアップ。エッチなシーンが満載ですが、美佐恵と正史の感情描写が繊細で、年の差カップルの純愛ラブストーリーに仕上がっています。
【あらすじ】名門大学の学生・賢人は、女性に興味深々なお年ごろ。魅力的な女の子に出会うと、ついエッチな妄想を巡らせてしまうことも。しかし、女子にパシリとしてこき使われ無惨な高校生活を送っていた過去があり、女性に対してトラウマを持っていました。特に同年代の女の子を前にすると思わず冷や汗が出てしまうほど。そのため家庭教師のアルバイトでも、男子だけを担当してきたのですが、新しく紹介されたのはなんと女子。しかも、高校時代に賢人をパシリにしていたギャルだったのです。
【作品情報】原作は『フェロモンホリック』を手掛けたover.J、作画は本作が代表作となるCTY。レジンエンターテイメント『レジコミRed(レジンコミックス内)』で連載したのち、完結しています。現在(2023年9月1日時点)92巻まで発売中。気弱な地味男子が、家庭教師を頼まれたことをきっかけにハーレム生活を送る作品です。
【おすすめするポイント】高校時代に自分をこき使っていたギャルに勉強(エッチ?)を教える立場となるという展開が秀逸!スカッとしたり、どS心をくすぐったりと様々な楽しみ方ができます。本作は2浪している元同級生のギャルと、清楚系の同級生という異なるタイプのダブルヒロインが登場。しかも、どっちもスタイル抜群で魅力的です。最終的に賢人がどちらかを一人を選ぶのかも気になるところ。
【あらすじ】19歳の宮下賢司は、スポーツべッティングの才能を持つ青年。高校時代の同級生・不破哲也にその能力を知られてしまい、哲也の住むマンションに連れ込まれて、毎日サッカーくじを買わされていました。この部屋には不良青年達が多数出入りしており、その中には高校時代から賢司が想いを寄せている内海日菜子の姿も。しかし日菜子は哲也の彼女なので、賢司は話しをすることも躊躇していました。ある夜、偶然にも賢司と日菜子は二人きりになり。そこで、日菜子は驚くべき行動に出たのです。
【作品情報】原作は『嘘とセフレ』『親友の秘密』などで人気のタルチョー、作画は本作が代表作となるYansae。ソルマーレ編集部『ズズズキュン!』に連載しており、現在(2023年9月12日時点)219話まで発売中です。暴君の支配下にあるマンションで、気弱な青年が下剋上を企む復讐劇です。
【おすすめするポイント】最初は喧嘩やいじめ、哲也と美女達とのエッチなど、荒廃した雰囲気から始まりますが、本作の真骨頂は抑圧されてきた賢司が覚醒してから。そこまでは本作の世界観を堪能しつつ、深まっていくストーリーを追っていくことになります。作中にはたくさんの女性キャラクターが登場しますが、どの登場人物も顔やスタイルが良くて最高!エッチなシーンは、美女達の美しいボディラインや快感に溺れる表情、効果音などの描写が秀逸でずっとドキドキしっぱなしです。
【あらすじ】見た目はイマイチ・三流の大学出身で資格などもなく冴えない田中一郎は、国内屈指の大企業に運よく入社。エリートだらけの同僚から認めてもらうため、人一倍努力してきました。しかし、ある日、女子トイレを撮影した犯人の汚名を着せられることに。カメラの映像から一郎の疑いは晴れたものの、社内からは軽蔑の眼差しが向けられました。落ち込んでいた一郎は帰宅中に、階下に住む憧れの女性・白鳥美紅がしつこい男に絡まれているのを発見。美紅を助けた一郎は彼女と話すうちに、大きな決心をします。
【作品情報】原作は『サマーパラダイス』『もしも、幼馴染を抱いたなら』などの作品で人気を集めているGosonjak、原画は本作品が代表作となったYoongonji。ソルマーレ編集部『ズズズキュン!』で連載され、現在(2023年9月13日時点)276巻まで発売中です。
【おすすめするポイント】本当にありそうな会社の闇を含むストーリー展開が秀逸で、読んでいる側の好奇心を掻き立てる作品。理不尽な上司などに仕返ししようと企む一郎ですが、スカッとする復讐が果たせるのかが気になるところです。登場する女性がグラマラスな美人ばかりなので、エッチなシーンも迫力満点!最終回が来るまで毎回ドキドキ感を味わえます。
【あらすじ】永井弘希は、家電量販店で働いている平凡な青年。女性とは無縁の弘希は、恋愛がしたいと考えてはいるものの、今ひとつ踏み出すきっかけもないまま過ごしていました。ある日、弘希は大学の同級生・山口綾乃から呼び出されることに。ウキウキしながら会いに行くも、綾乃の目的は健康器具の販売…。弘希はあれこれ買わされてしまい、せっかくだから使おうとしたところ、器具の電流が弘希を直撃!しかし、この電流のおかげで弘希は「触れた者を皆気持ちよくさせてしまう能力」を手に入れてしまいます。
【作品情報】原作は本作品で一躍有名となったWS、原画は同じく本作品で名前が知られるようになったYUKIO。レジンエンターテイメント『レジコミRed(レジンコミックス内)』に連載され、全75巻で完結しました。累計で1億4000万PV数を獲得した名作です。
【おすすめするポイント】非モテ男子が特殊能力を手にし、モテ無双をしていくという夢のような展開。手始めに気になっていた隣人の美女・相原由美を落すのかと思いきや、そうは簡単にいかないところがこの物語の面白いところ。しかも、弘希の能力を狙う組織も現れ、女性にモテたいどころの話では済まなくなっていくので、ついラストまで一気に読んでしまう作品です。
韓国ならではの国柄や感性も一緒に楽しめる人気漫画が勢ぞろい!
韓国発漫画の魅力は様々。日本とはまた違う独創的な世界観やキャラクター、テンポよく展開するストーリー、美麗な絵などで、どの作品にも最後まで目が釘付け。漫画を通して、韓国の歴史や文化を知るきっかけになるかもしれませんね。スマホでも読みやすいタテヨミ作品も多いので、隙間時間にサクサク読み進められるのもうれしいポイント。まだ韓国発漫画に手を出していない人や、韓国発漫画があるの?と初めて知った人などは、ぜひ気になった作品を読んでみてください!